脂肪肝には、代表的な指標の危険数値以外にも、リスクが潜む検査項目があるため注意が必要です。肥満解消と脂肪肝・糖尿病改善のための専門外来「スマート外来」の担当医である尾形氏の著書『専門医が教える 1分で肝臓から脂肪が落ちる食べ方決定版』(KADOKAWA)より、脂肪肝と判定される検査の指標について紹介します。
(※写真はイメージです/PIXTA)
まさか「脂肪肝」では…疑いがあればすぐに受診を!検査時に使える項目・指標値を一挙紹介【医師が解説】
ALT30超は「脂肪肝」のサイン
肝臓の脂肪化を見極めるには、超音波検査などの画像検査が必要。ただ、血液検査でALT(※)が30を超える場合は脂肪肝のサインです。
(※)ALTとは……肝臓の細胞に多く存在する酵素。幹細胞がダメージを受けて壊れると、血液中に大量に放出される。
ALTが30を超えるときは医療機関を受診して
脂肪肝は初期段階では症状がほとんど表れません。そこで、脂肪肝の進行を見逃さないために覚えておきたいのが「ALT30」という指標。血液検査の項目でALTが30を超えると、脂肪肝で肝機能障害が生じているサインです。まずはかかりつけ医に相談を。
肝機能検査で確認したい3つの検査項目
脂肪肝を探る指標が、「ALT」「AST」「γ-GTP」という3つの肝機能検査項目。基準値以上を示すときは、肝機能の異常サインです(※)。
(※)基準値は検査を実施する医療機関や測定法によって異なることがあります。また、単位のU/ℓは国際単位(International unit)を略したもので、IU/ℓと記載されることもあります。


