「食事の前にコップ1杯の水」で、脂肪が蓄積しにくい体に

やせる水の飲み方のポイントは“水を食前にコップ1杯飲む”こと。この方法を「水分プレローディング」と呼んでいます。プレとは「事前」、ローディングとは「補給」を意味し、「水分を事前に補給する=食前に水を飲むこと」になります。

体内の塩分濃度が上がると、体は水分不足で飢餓状態と認識し、脂肪をため込もうとする生体システムが自動的に働きます※2。だから、食事によって塩分濃度を上げすぎないように水を飲んでおけば、余計な脂肪の蓄積も防げます。

しかも、食前に水を飲めば満腹感が早まるので、食事量を減らす効果も期待できます。なお、冷水は胃腸を冷やして消化・吸収を妨げやすいので、常温か白湯で飲むことをおすすめします。

水分プレローディングの効果

■満足感を得やすい

食前に水分を摂取することで、満腹感が早く訪れます。食事量が自然に減って※3、食べすぎを防ぎやすくなります。

■間食が減る

水を事前に飲むことで食事の満足度が高まり、次の食事までの間食を減らしやすいという報告※4があります。

■エネルギー消費を増やせる

水を飲むと一時的に代謝効率が上がり、エネルギー消費が増加※5。食べても、太りにくい体質に変わっていきます。