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商品よりも「あなたのことを知りたい」を前面に 商品について聞くのは最後の1~2問だけ―メソッド3
インタビューでありがちな失敗のひとつが、最初から商品について質問してしまうこと。すると多くの場合、返ってくるのは「なんとなく良かったです」「いい香りでした!」といった浅い回答になりがちです。まだ打ち解けていない状態で、商品についての感想を求めると、こちらのほうが逆に気を使われてしまいます。
まずはその人のライフスタイルや日々の過ごし方、価値観についてじっくり聞いていくこと。そうすると、「この商品が、生活の中でどうだったのか」「実はこんな悩みがあったけれど、こういう部分がすごく助けになった」と自分の言葉でリアルに語ってくれるようになります。つまり、「商品について聞くのは最後」というのが、〝本音の声〞を引き出すためのコツです。
法則 まとめ
・女性に本音を語ってもらうには、「何を聞くか」より「どう接するか」がカギ。令嬢にインタビューするように、敬意と親しみを込めた〝上品な特別扱い〞を。
・〝商品の前に、まずは人生を聞く〞のが鉄則。関係性を築いてから、商品に関する質問は最後にすることで、リアルで深いインサイトが生まれる。
橋本 夏子
代表取締役
TOSS International株式会社