夫婦の家計管理における3つの注意点

夫婦の家計管理のスタイルには、共通口座で一緒に管理、別口座で役割分担、そのハイブリッドスタイルなどがありますが、共通する注意点は以下の3つです。

(1)家計の「見える化」ができていない

お互いの口座や支出内容が不明瞭なままでは、家計の全体像がつかめません。

(2)目標の共有がない

「毎年いくら貯める」「このために使う」といった目標が話し合われていないと、ゴールを見失いやすくなります。

(3)コミュニケーション不足

「お金の話は言いづらい」と避けているうちに、認識のズレが大きくなってしまいます。家計管理を一方が担うこと自体に問題はありませんが、「任せる=無関心」となってはいけません。家計がブラックボックス化しないよう、定期的に状況を共有し、協力して家計の見直しや将来設計を進めていくことが重要です。