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「豪ドル/NZドルのレンジ相場が崩れたって本当?」
「2026年の自動売買は、どの通貨ペア・どの設定が正解なの?」
「少額から始めてリスクを抑えつつ、コツコツ利益を狙う方法はあるの?」
これらの悩みを解決する記事です。
長年「自動売買の定番」だった豪ドル/NZドルは、2025年後半に約10年続いたレンジの上限(1.14台)を上抜けし、2026年は1.16〜1.21で推移しています。本記事は旧内容(0.99〜1.15のレンジ設定)を全面改訂し、2026年の相場に合わせた最新戦略と実データ検証をお届けします。

私自身、豪ドル/NZドルの自動売買を2年以上運用してきましたが、レンジ上抜けを受けて旧設定は売却しました。
この記事では、その顛末も包み隠さずお話しした上で、2026年のいまワークしている「買いレンジ戦略」を実データで検証します。
本記事では、10年レンジ上抜けの事実確認から、私の運用の顛末、そして米ドル/円152〜162円「買いだけレンジ」を直近半年の実データでシミュレーションした結果まで、初心者が戸惑いやすい部分を徹底的に解説します。
この記事を読めば、「相場環境が変わったいま、何をどう設定すればいいのか」が具体的な数字とともにわかりますよ。
【2026年最新】10年続いた豪ドル/NZドルのレンジが、ついに上抜けた
まずは事実確認からです。
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)は2014年ごろから約10年間、おおむね1.00〜1.14のレンジで上下動を繰り返してきました。
この「壊れにくいレンジ」こそが、リピート型自動売買との相性の良さの根拠であり、松井証券の自動売買ランキングでも長く1位を守ってきた理由です。
ところが、2025年後半、豪ドル/NZドルは10年レンジの上限だった1.14台をはっきりと上抜けしました。
2026年に入ってからは1.16〜1.21前後で推移しており、2026年4月には一時1.20台に乗せる場面もありました(2026年8月時点)。

10年守られてきた天井を抜けちゃったんだ…。
昔のレンジ設定のままだと、どうなるの?
旧レンジの上限付近(1.06〜1.15)に売り注文を並べるハーフ&ハーフ設定の場合、レンジを上抜けた時点で売りポジションの含み損が拡大し続けることになります。
「10年続いたから今後も続く」という前提が崩れた以上、設定も戦略も見直すのが当然です。
私の実体験:旧設定(0.99〜1.15)は1.16到達時点で売却しました
私はこの記事の旧バージョンで、豪ドル/NZドルの0.99〜1.15を売り買いで分けるハーフ&ハーフ設定を公開し、実際に2年以上運用してきました。
しかし、レンジ上抜けが鮮明になり、レートが1.16に到達した時点で保有ポジションをすべて売却し、運用を停止しました。

私のルールはシンプルで、「設定の前提にしたシナリオが崩れたら、粘らずに売却する」です。
10年レンジという前提が崩れたのに、含み損を抱えたまま祈るのは投資ではありません。
これはレンジ型のリピート売買そのものがダメになったという話ではありません。
大切なのは、「相場環境に合わせて戦略を選び直すこと」「前提が崩れたら守りに徹すること」の2つです。
では、2026年のいまはどんな戦略が機能しているのか。実際のデータから確認していきましょう。
人気設定をチェック!松井証券&トラリピの最新ランキング
多くの投資家が支持している設定から、FX自動売買の“今”が見えてきます。
・松井証券のランキング1位は豪ドル/NZドル(ただし買いと売りが拮抗)
・米ドル/円は買い86.5%、メキシコペソ/円は買い99.1%=円安トレンドに買いで乗る人が多数
・トラリピの最新レポートでは、レンジ系通貨ペアが上位に返り咲き
松井証券の自動売買ランキング:米ドル/円は「買い一択」状態
松井証券が公開している「自動売買人気設定ランキング」の最新データがこちらです。
| 順位 |
通貨ペア |
設定比率(%) |
買い比率 |
売り比率 |
| 1位 | 豪ドル/NZドル |
22.2 |
52.2 |
47.8 |
| 2位 | 米ドル/円 |
20.5 |
86.5 |
13.5 |
| 3位 | メキシコペソ/円 |
10.0 |
99.1 |
0.9 |
(引用:松井証券 自動売買人気設定ランキング ※集計対象:2023年4月24日〜2025年6月6日に登録され、2025年6月6日時点で「運用中」の設定)
注目してほしいのは通貨ペアの順位よりも、売買比率です。
1位の豪ドル/NZドルは買い52.2%・売り47.8%と方向感が真っ二つに割れているのに対し、2位の米ドル/円は買いが86.5%、3位のメキシコペソ/円に至っては買いが99.1%。

対円の通貨ペアでは、「円安トレンドに買いで乗る」が圧倒的多数派ということだ。
レンジが崩れた豪ドル/NZドルで方向感が割れているのとは対照的だぞ。
トラリピの獲得pipsランキングは「レンジ系」が上位に回帰
リピート型自動売買の老舗・トラリピ(マネースクエア)が毎月発表している「獲得pips」ランキングも見てみましょう。
(引用:マネースクエア リピートレポート)
2025年前半は、トランプ政権の政策で相場に一方的なトレンドが出やすく、上の画像のとおり米ドル/円などトレンド系の通貨ペアが上位でした(2025年3月時点)。
ところが2026年の最新レポートでは、獲得pipsのトップはノルウェークローネ/スウェーデンクローナ、2位は米ドル/シンガポールドルと、典型的なレンジ系通貨ペアが上位に返り咲いています(出典:マネースクエア リピートレポート・2026年8月時点の最新号)。

つまり2026年は、「対円はトレンド、それ以外はレンジ」と相場の性格がはっきり分かれているんだ。
だから戦略も2本柱で考えるのが合理的だぞ。
2026年の自動売買は「2本柱」で考える

ここまでの事実を整理すると、2026年の自動売買戦略は次の2本柱になります。
柱①【メイン】円安トレンドを活かす「買いだけレンジ」
米ドル/円などの対円通貨ペアで、下値に買い注文だけを並べる
→ 為替差益とスワップポイントの両取りを狙う
柱②【分散】レンジ型は「1ペア集中」をやめて複数ペアに分散
ユーロ/ポンドやノルウェークローネ/スウェーデンクローナなどのレンジ系ペアに少額ずつ
なぜ「買いだけ」なのか。理由は2026年のドル円相場の構造にあります。
2026年のドル円は、1月末の152円台から7月に163円台まで上昇。そして7月末には日米による大規模な協調円買い介入が実施され、157円台まで急落しました(2026年8月時点)。
金利差(米国3.5〜3.75%に対し日本0.5%・2026年2月時点)やエネルギーコストといった構造的な円安圧力は残る一方、介入という強力なブレーキも入る。

この「基本は上方向、でも急落もある」相場こそ、下値に買いを並べるリピート設定の得意分野です。
上昇局面では利確を重ね、介入などの急落は「安く買い直すチャンス」に変わりますからね。
もちろん、これはあくまで私の相場観です。だからこそ次章では、思い込みではなく実際のデータで検証します。
【実データ検証】米ドル/円152〜162円「買いだけレンジ」を直近半年でシミュレーション
私がいま理想と考えている設定が、「米ドル/円を152〜162円の範囲で買いだけ」のリピート設定です。
この設定を、直近半年(2026年2月2日〜8月6日・134営業日)の実際の値動きに当てはめて、どれだけの利益が出たかを検証しました。
検証した設定内容
| 項目 | 設定値 |
| 通貨ペア/売買 | 米ドル/円/買いのみ |
| 設定レート | 152.00〜162.00円 |
| 注文値幅 | 50銭(買い注文21本) |
| 益出し幅 | 100銭(1円) |
| 注文数量 | 1本あたり1,000通貨 |
益出し幅の100銭は、松井証券の値幅ランキングで益出し幅の人気1位(設定比率29.1%)となっている水準です(出典:松井証券 自動売買人気設定ランキング)。
結果:利確69回・確定利益69,000円(全月プラス)
| 項目 | 結果 |
| 利確回数 | 69回(1回あたり1,000円) |
| 確定利益(為替差益) | 69,000円 |
| スワップポイント(概算) | 約12,700円 |
| 合計利益(概算) | 約81,700円 |
| 期末の保有ポジション | 11本(評価損 約▲20,000円) |
| 最大同時保有 | 20本(2月12日) |
| 必要証拠金のめやす(最大時) | 約128,000円 |
月別の確定利益はこちら。7ヶ月すべてプラスでした。
| 月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月※ |
| 確定利益 | 14,000円 | 15,000円 | 9,000円 | 12,000円 | 7,000円 | 9,000円 | 3,000円 |
※8月は8月6日までの4営業日分

半年で約8万円!しかも毎月プラスなんだ。
どうしてこんなに上手くいったの?
なぜ機能したのか:円安トレンド+介入の押し目が「買いレンジ」の理想形だった
この半年のドル円の値動きを振り返ると、買いレンジがハマった理由がよくわかります。
・2月:152円台前半まで下落 → 最大20本の買いが約定(仕込み場)
・3〜7月:163円台へ上昇トレンド → 約定済みの買いが次々と利確
・7月末:日米協調介入で157円台へ急落 → 再び安く買い直すチャンス
特に注目してほしいのは、期間中の最安値が152.27円だったこと。つまりレンジ下限の152.00円は一度も割れておらず、152〜162円という設定レンジが半年間の値動きをすっぽり包み込んでいました。
また、買いポジションは保有中もスワップポイントを受け取れます。松井証券の米ドル/円の買いスワップは1万通貨あたり119円(2026年2月6日時点、出典:松井証券 マネーサテライト)。この水準を基準にすると、検証期間の延べ保有日数からスワップは約12,700円の上乗せになる計算です。

売りと違って買いだけの設定なら、マイナススワップに悩まされることもありません。
「為替差益で回転させながら、持っている間はスワップも受け取る」のが、この設定の狙いです。
必要な資金と利回りのめやす
必要証拠金は最大保有時(20本=2万通貨)でも約12.8万円ですが、下落時の含み損に耐える余裕を持たせて、運用資金は30万〜50万円をおすすめします。
- 運用資金30万円の場合:半年で約27%(年換算 約53%)
- 運用資金50万円の場合:半年で約16%(年換算 約32%)
【シミュレーションの前提と注意点】
・検証期間は2026年2月2日〜8月6日の134営業日。日次の高値・安値データ(出典:Pound Sterling Live 米ドル/円ヒストリカルデータ)に基づく概算です
・日中の細かい値動きは反映していないため、実際の約定回数はこれより多くなる可能性があります(保守的な見積り)
・同じ日に新規約定した注文の即日利確はカウントしていません
・スワップポイントは日々変動するため、上記は2026年2月6日時点の水準が続いたと仮定した概算です
・スプレッド等の取引コスト、および期末の評価損(約▲2万円)を考慮する必要があります
・過去の値動きに基づく検証であり、将来の利益を保証するものではありません
\1通貨から自動売買できるのは松井証券だけ/
レンジ型なら「1ペア集中」をやめて複数ペアに分散する
「それでもレンジ型のコツコツ感が好き」という方も多いはず。私もレンジ型自体は今も有効な戦略だと考えています。
ただし、豪ドル/NZドルの10年レンジ崩壊から学ぶべき教訓は明確です。
「どんなに堅いレンジも、いつかは終わる。だから1つの通貨ペアに集中しない」
実際、トラリピの最新レポートで獲得pips上位に入っているのは、ノルウェークローネ/スウェーデンクローナや米ドル/シンガポールドルといった「同じ経済圏・似た金融政策」のレンジ系ペアでした。
この考え方は松井証券でも実践できます。ユーロ/ポンド、豪ドル/NZドル、ノルウェークローネ/スウェーデンクローナといったレンジ系通貨ペアを、1通貨単位の少額から複数ペアに分散して持てるからです(取扱通貨ペアの最新情報は公式サイトでご確認ください)。

1,000通貨単位の会社で3ペアに分散するとそれなりの資金が必要だが、1通貨単位の松井証券なら数千円からでも分散を試せる。
少額で「レンジ分散の感覚」を掴んでから増額できるのが強みだぞ。
具体的にどうする?はじめての自動売買なら松井証券がおすすめ

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今回検証した「米ドル/円の買いレンジ」も、まずは1本100通貨や10通貨といった超少額で試し、感覚を掴んでから本番の数量に増やす、という段階的なスタートが可能です。
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やりっぱなしはNG!運用開始後のフォローと見直しポイント

運用を始めたら、設定の微調整が大切です。豪ドル/NZドルのレンジ崩壊は、まさに「やりっぱなしの怖さ」を教えてくれる実例でした。
週1の定期チェックで運用状況を診断する
ほったらかし運用でも、週1回はポジション状況や含み損益をチェックする時間を取りましょう。
完全に放置したままだと、相場が大きく動いたときに気づけず、ロスカットや想定外のリスクにさらされる可能性があります。
レンジから外れそうになっている、含み損が増えてきているなど、思わぬ事態が判明した場合には、注文を停止する・追加証拠金を入れるなどの対策が可能です。
「シナリオが崩れたら守る」を最初に決めておく
私が豪ドル/NZドルの旧設定を1.16到達で売却できたのは、「レンジ上限を明確に抜けたら撤退する」と最初から決めていたからです。
今回の米ドル/円152〜162円の買いレンジなら、たとえば「152円を明確に割り込み、円高トレンドへの転換が鮮明になったら新規注文を停止して縮小する」といった撤退ラインをあらかじめ決めておきましょう。
経済状況や世界情勢が変化すると、これまでのレンジ幅が通用しなくなる可能性があります。
定期的に運用成績を振り返り、必要に応じて設定をアップデートすることで、利益機会を逃さず、大きな損失も避けられます。
あわせて読みたい:【FXは資金管理で勝つ】初心者でもできるお金の守り方・2%ルール
まとめ 2026年の自動売買は「円安を味方につける買いレンジ」から始めよう
10年続いた豪ドル/NZドルのレンジ上抜けは、自動売買に「終わり」ではなく「戦略の選び直し」を告げる出来事でした。
・豪ドル/NZドルは2025年後半に10年レンジを上抜け。旧レンジ前提の設定は見直しが必要
・シナリオが崩れたら粘らず撤退する(私は1.16到達で旧設定を売却)
・2026年のメイン戦略は米ドル/円152〜162円の「買いだけレンジ」:直近半年の実データ検証で利確69回・確定利益69,000円+スワップ約12,700円(全月プラス)
・レンジ型を続けるなら1ペア集中をやめて複数ペアに少額分散
・松井証券なら1通貨からの自動売買ができるので、超少額でのお試しスタートも分散運用もしやすい
相場環境は変わり続けますが、「実データで検証してから始める」「シナリオが崩れたら守る」という姿勢さえあれば、自動売買は今も「ほったらかしでコツコツ」を実現できる心強い仕組みです。
まずは松井証券で少額から自動売買をスタートして、焦らずじっくりと相場と付き合っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2026年のFX自動売買に関するよくあるご質問
豪ドル/NZドルのレンジ相場は終わったのですか?
約10年続いた1.00〜1.14前後のレンジは、2025年後半に上抜けが確定し、2026年は1.16〜1.21で推移しています(2026年8月時点)。
ただし「レンジ相場が二度と来ない」とは限りません。新しい水準で改めてレンジを形成する可能性もあります。
確実に言えるのは、旧レンジ(0.99〜1.15)を前提にした設定はもう使えないということです。運用するなら、新しい値動きが落ち着くのを確認してからレンジを引き直しましょう。
円安はいつまで続きますか?
正直なところ、誰にも断定はできません。
日米の金利差(米国3.5〜3.75%に対し日本0.5%・2026年2月時点)など構造的な円安要因が残る一方で、2026年7月末には日米による大規模な協調円買い介入が実施され、円安一辺倒にブレーキがかかる場面もありました。
だからこそ本記事の設定は、一方向に賭けるのではなく152〜162円と広めの買いレンジで「上昇で利確・急落で買い直し」の両方に対応する形にしています。
トレンド型とレンジ型、初心者はどちらを選ぶべきですか?
まずは本記事で検証した「広めの買いレンジ」から始めるのがおすすめです。
買いのみの設定はマイナススワップの心配がなく、円安トレンドとスワップポイントの両方を味方につけられるため、初心者でも仕組みを理解しやすいからです。
レンジ型に取り組む場合は、豪ドル/NZドルの教訓を活かし、1つの通貨ペアに集中せず複数ペアへ少額分散しましょう。1通貨単位で取引できる松井証券なら、どちらの戦略も少額から試せます。
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