『CoCo壱番屋』の最適解「+豚しゃぶ・ハーフなす・フィッシュフライ」

そして、それだけバランスが良くて、良い意味で主張しすぎていないからこそ、「アレンジの幅がすごく広い」。『CoCo壱番屋』のアレンジといえば、5種類のカレーベースのチョイスに始まり、甘口~20辛までの辛さチョイス(辛さ選択できないカレーソースもあり)、そしてなんといってもトッピングの豊富さ! 実に57種類!

どれだけアレンジしても、『CoCo壱番屋』の「カレー」としての輪郭をはっきりと主張する。このアレンジの幅の広さこそが『CoCo壱番屋』の真骨頂だと思う。もっと言うと、これだけのアレンジを受け止められるカレーソースを開発した『CoCo壱番屋』の手腕はものすごい!

カレーソースのチョイスから始まり、トッピングのチョイスまで含めると、組み合わせはまさに無限大! 決して登りきれぬ山とは分かっていながらも、登り続けることをやめられないアルピニストのごとく、初めて『CoCo壱番屋』を訪問した日から26年間、ずっと試行錯誤を繰り返し続けて導き出した僕の最適解を聞いてほしい……。

ポークカレー(646円)+豚しゃぶ(336円)+ハーフなす(90円)+フィッシュフライ(106円)=税込1,178円(2025年1月時点)

注:ハーフなすは84円から90円(税込)に値上げ。価格は店舗や選択するカレーの種類によって若干変動します。

出所:
[画像2]『カレーハウスCoCo壱番屋』の「カレー」(+豚しゃぶ・ハーフなす・フィッシュフライ)

出所:『国民的チェーンめし研究 〇〇の△△はなぜうまいのか?』(カンゼン)より引用

イラスト:蒼井すばる

マジですごくうまいぞ。一度は試してみてほしい、絶対に。

東山 広樹
株式会社マジでうまい
代表取締役

蒼井 すばる
イラストレーター