「自分らしい住まい」とは? 英国人は、家を単なる寝る場所ではなく、心身ともにリラックスできる空間として捉えます。DIYやインテリアを通して、自分らしい空間を作り上げる姿には、彼らの豊かな感性が表れているのです。本記事では、イメージコンサルタント・テート小畠利子氏の著書『英国流 「自分に似合う」住まいの作り方:1人の時間も、みんなとの時間も、豊かで楽しい』(大和出版)より一部を抜粋・再編集し、著者自身の体験を通した英国の住まいと暮らしの魅力を伝えます。
(※写真はイメージです/PIXTA)
あー、うちで過ごすほど心から居心地のいいことはない…イギリス人が教える「最も自分に合った住まい」とは?
テラスハウス~Terraced house
テラスハウスは、日本でいう長屋に近いものかもしれません。道路に沿って、家が繋がるような形で建っています。
映画『パディントン』の撮影に使われた家もそのひとつで、パディントンがブラウン家と暮らした家は、[図表4]のように実在しています。Chalcot Crescentにあるパディントンの家に撮影にうかがったとき、ご近所の方が「多くの人が集まり、近所迷惑な行動が相次いでいる」とおっしゃっていました。もし行かれるなら、配慮を忘れないようにしましょう。
[図表4] 出所:テート小畠利子著『英国流 「自分に似合う」住まいの作り方:1人の時間も、みんなとの時間も、豊かで楽しい』(大和出版)
テート小畠利子
『トーキングイメージ』代表
イメージコンサルティング・養成