スマートフォン1台でなんでもできるようになった昨今。時間を確認するのもスマホで十分だと、腕時計を身に着けない人も多くなっていますが、その一方で近年、ステータスアイテムや実物資産のひとつとして、「高級腕時計」の需要が拡大しています。今回は、人生の節目に買うべき“一生モノの腕時計”について、高級腕時計専門店「コミット銀座」の八木隆幸さんに教えてもらいました。
30歳の節目に、「人生の伴走者」を…ビジネスパーソンが買うべき“一生モノ”の腕時計10選【専門家が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

5.ロレックス エクスプローラーⅠ

 

出所:イツトナLIVES
[画像5]ロレックス エクスプローラーⅠ 出所:イツトナLIVES

 

ロレックスの主力モデルとして長く人気を誇る「エクスプローラーⅠ」。

 

『エクスプローラーI』のなかでも、セミヴィンテージモデルRef.14270は、初めての高級時計としても、一生モノとして選ばれる1本です。付属品の有無で値段は大きく変わりますが、100万円以下で購入できる個体があるのも魅力的です。デザインもシンプルで汎用性が高く、華奢な日本人の腕馴染みにも良いケース径36mmのサイズ感も身につけやすい万能モデルです」。

 

6.ロレックス デイトジャスト

 

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[画像6]ロレックス デイトジャスト 出所:イツトナLIVES

 

ダイヤルの小窓に日付を表示する、初の自動巻き防水クロノメーター腕時計として誕生した「デイトジャスト」。クラシックなデザインとバリエーションの豊富さも魅力のモデルです。

 

ビジネスマンで一番愛用されているモデルと言っても過言ではないモデルです。文字盤のバリエーションも多く、ベゼルやブレスレットのデザインや素材のバリエーションも選べるので、自分好みのデザインが見つかるのも人気の理由のひとつです」。

 

7.ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル

 

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[画像7]ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル 出所:イツトナLIVES

「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、創業260年以上の歴史を持つ世界三大時計ブランドのひとつ。トラディショナルはジュネーブが誇る卓越した時計製造の伝統を18世紀から受け継がれている歴史を感じるモデルです。

 

ヴァシュロン・コンスタンタン は、1755年から1度も経営を途切れさせていない、現存するブランドのなかでは世界最古の歴史ある腕時計ブランドです。トラディショナルは革ベルトのシンプルなモデルですが、色気があります。無駄を省いていながら細かいディティールにこだわったデザインは、ビジネスシーンはもちろん、時計好きからも熱い視線を浴びることでしょう」。

 

8.ロレックス サブマリーナー

 

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[画像8]ロレックス サブマリーナー 出所:イツトナLIVES

 

1953年の誕生以来、ダイバーズウォッチとして人気を確立してきた「ロレックス サブマリーナー」。水深経過時間を測るための目盛を刻んだ「回転ベゼル」を装備するなど、画期的な技術とデザインの登場は、その後の腕時計業界に大きな影響を与えました。

 

[画像8]は、ヴィンテージモデルになります。ヴィンテージのよさは、製造年によって異なるディテールや、個体ごとに状態が違うため、唯一無二の1本が探せるところです。そういった面白さにロマンがあるので、魅力が詰まっています。サブマリーナーはカジュアルなデザインではありますが、ビジネスシーンにも着用できる品とかっこよさがあります」。

 

 

9.パテック フィリップ カラトラバ

 

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[画像9]パテック フィリップ カラトラバ 出所:イツトナLIVES

 

世界三大時計のなかでも最高峰といわれているパテック フィリップ。なかでもカラトラバは、パテック フィリップのスタイルを象徴する最も美しいドレスウォッチとして、現行品からヴィンテージまで世代を超えて愛されている1本です。

 

技術力やムーブメントの美しさは抜きん出ています。世界中の時計業界でも『ドレスウォッチといえばカラトラバ』と認知されているモデルです。シンプルでいて洗練された品があり、まさに“一生モノ”です」。

 

10.ロレックス デイトナ エルプリメロ

 

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[画像10]ロレックス デイトナ エルプリメロ 出所:イツトナLIVES

 

ドライビングとスピードに情熱を捧げる人々の究極の実用時計として、1963年に誕生した「コスモグラフ デイトナ」は、プロのカーレーサーのニーズに応えるよう設計されています。

 

誕生から60年経った今でも、スポーツクロノグラフにおける代名詞となっています。[画像10]はゼニス社のエル・プリメロをベースとしたムーブメントを搭載した人気のセミヴィンテージモデルで、資産性の側面からもおすすめできる一本です」。

 

 

著者:八木 隆幸(編集:幻冬舎ゴールドオンライン)

 

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