スマートフォン1台でなんでもできるようになった昨今。時間を確認するのもスマホで十分だと、腕時計を身に着けない人も多くなっていますが、その一方で近年、ステータスアイテムや実物資産のひとつとして、「高級腕時計」の需要が拡大しています。今回は、人生の節目に買うべき“一生モノの腕時計”について、高級腕時計専門店「コミット銀座」の八木隆幸さんに教えてもらいました。
30歳の節目に、「人生の伴走者」を…ビジネスパーソンが買うべき“一生モノ”の腕時計10選【専門家が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

高級腕時計のプロが選ぶ一生モノの腕時計10選

1.グランドセイコー

 

出所:イツトナLIVES
[画像1]グランドセイコー 出所:イツトナLIVES

 

国産ブランド最高峰のグランドセイコー。

 

腕時計の入門編として、『グランドセイコー』はブランドのイメージも良く、時計の精度も高いのでおすすめです。日本の情景をイメージして作られたモデルが多く国内外問わず人気を博しています。[画像1]は、雲母摺り[きらずり]という浮世絵に施した版画手法のひとつを用いたダイヤルが特徴です」。

 

2.ロレックス エクスプローラーⅡ

 

出所:イツトナLIVES
[画像2]ロレックス エクスプローラーⅡ 出所:イツトナLIVES

 

「エクスプローラーⅡ」は、ロレックスを代表するモデルのひとつ。

 

「1988年から2011年まで製造の『エクスプローラーⅡ Ref.16570』は、セミヴィンテージといわれるシリアルナンバーが5桁のロングセラーモデルです。洞窟探検家のために作られたこちらは、耐久性、機能性にも優れ、オンオフ問わず着用いただけるモデルなので、最初に選ぶ方が非常に多いです。ロレックスのなかだと価格帯も含め、まだ手の届きやすい1本といえます」。

 

3.タンク ルイ カルティエ

 

出所:イツトナLIVES
[写真3]タンク ルイ カルティエ 出所:イツトナLIVES

 

「タンク ルイ カルティエ」は、ジュエリーブランド・カルティエのメインモデル。ルイ・カルティエ自らが愛用したモデルで、“タンク”シリーズの原点です。

 

「カルティエのなかでもメインモデルの一つ。レクタンギュラーケースが特徴で、クラシックかつ上品なデザインが人気です。ジャケットやスーツによく似合います」。

 

4.オメガ スピードマスター クロノスコープ パリ2024オメガ

 

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[画像4]オメガ スピードマスター クロノスコープ パリ2024 出所:イツトナLIVES

 

「オメガ スピードマスター クロノスコープ パリ2024」は、スピードマスターの伝統的デザインと1940年代から続くオメガ クロノグラフ ウォッチをひとつにしたコレクション。

 

オメガは、オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めており、オリンピックが開催される年に合わせ、オリンピックモデルを出しています。[画像4]はパリオリンピックの限定モデルです。

 

大会のメインカラーであるゴールド・ホワイト・ブラックの3色を使ったデザインで、ステンレススティール製のケースバックには、パリ2024年のロゴとオリンピック・リングがあしらわれています。特別な年の記念としてもおすすめです」。