「まひろだけは、違う見方をしてくれていた」彰子から見た女房・まひろ

――まひろについて

まずは帝(一条天皇)、自分の大好きな帝のお心をつかむ物語を書いているということが一つと、そういう帝に対して臆することなく自分の意見を自分の言葉でもってお話することができるっていうところに、多分、ほかの今までの女房さんとは違うものを感じていて。

「彰子のことをちゃんと見ているよ」ということをまひろが一生懸命伝えてくれるシーンがあって、そこでやっぱり、ほかの女房さんは「不思議な子」「大人しい子」って彰子のことを見ていたのかもしれないけど、まひろだけはまた違う見方をしてくれていたんだな、と彰子自身も感じていたんだと思います。

(C)NHK
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