ゲリラ豪雨や台風など、「激甚災害」 に指定される台風や豪雨が発生しています。台風の上陸が多くなる9月を前に、災害に対する備えを見直す必要がありそうです。
災害時のエアコンの扱い方を理解している人は少ない
三菱電機がこのほど全国の男女600人に対して実施した調査によると、地震や台風などで、自分や身内・友人がエアコンのトラブルに見舞われたことがある人は5人に1人以上いるにもかかわらず、「エアコンに関する防災対策・災害時の扱い方」について理解している人が少ないことがわかりました。
エアコンの防災対策をしていない/考えたことがないと回答した人は56.8%と半数以上に上りました。一方で「地震や台風などで、ご自身もしくは身内や友人がエアコンのトラブルに見舞われたことがある」と回答した人は21.3%となり、具体的にどのようなトラブルに見舞われたか質問したところ「室外機が倒れた」「停電で、エアコンが停止したときの対処方法がわからず困った」「室内機から水が漏れた、可動パネルが閉じなくなった」などの回答がありました。
また、エアコンの防災対策をしていない理由を質問したところ、66.9%の人が「どんな対策をすればよいのかわからないから」と回答しました。加えて「台風や地震によるエアコントラブルに見舞われた際の正しい対処方法」については「知らない・分からない」と回答した人が75.5%にのぼりました。