お金をかけなければ豊かで満足のいく生活はできない……多くの人はそう感じているかもしれません。しかし、やりたくない仕事をやらなくても、少ない支出で楽しく暮らす方法があると、大人気ブロガー・なにおれ氏はいいます。本記事では、同氏の著書『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。 僕たちが見つけた質素で最強の生き方』(大和出版)より一部抜粋・再編集し、夫婦2人が月13万円で暮らす生活費の内訳を紹介します。
夫婦2人、3年かけて編み出した「生活費月13万円」の暮らし…「お金をかけなくても豊かに生きられる」【ミニマリスト・なにおれ氏の家計簿】 (※写真はイメージです/PIXTA)

民間の保険に加入しない理由

最後に、個人的な支出についてです。


僕のほうはほとんどお金を使うことはなく、お金を使うことといえば、毎日仕事場として使っているマクドナルドの100円コーヒー代と書籍代くらいです。妻のほうは会社員として働いているので、職場の飲み会があったり、身なりを整えたりすることにお金を使っています。これで、2人合計で30000円ほどになります。


ちなみにですが、医療保険と生命保険には加入していません。

 

ケガや病気などの一時的な支出に備えるだけの現金は銀行に残しています。もしものときには社会保険の高額療養費制度もあるので、日頃から健康的な食事と体を動かすことだけは意識して、それ以上は備えすぎない方針です。


また、生命保険にも加入していません。共働きでお互いが経済的に自立しているので、もしどちらかが欠けることがあっても生活ができなくなることもありません。また、社会保険に加入しているかぎりは遺族年金もあるので、子どもがいない現時点では生命保険は不要と判断しています。
 

 

なにおれ

ブロガー