やりたいことを仕事にして生活ができる人は、ほんの一握りです。しかし一方で、「やりたくない仕事」で生活をしている人が見落としていることがあって……。本記事では、ミ大人気ブロガー・なにおれ氏の著書『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。 僕たちが見つけた質素で最強の生き方』(大和出版)より一部抜粋・再編集し、質素で最強な暮らし方について紹介します。
「やりたくない仕事でお金を稼いでいる人」が気づいていない衝撃事実【ミニマリスト・なにおれ氏が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

やりたくないことでお金を稼いでもダメ

お金の不安をなくすには、お金を稼ぐことも欠かせません。どれだけ生命維持コストを下げたとしても、完全にゼロにすることはできないからです。巨額の金融資産でもないかぎり、いくらかのお金を稼ぐ必要はあります。

 

ですが、お金を稼ぐことには大きな落とし穴があります。この落とし穴の存在を知らないと、お金をどれだけ稼いでも、それほど安心感は得られません。

 

その落とし穴とは、「やりたくない仕事でお金を稼ごうとすること」です。

 

お金の不安があるからとお金を稼ごうと頑張ったとしても、それがやりたくない仕事であればむしろ逆効果になります。

 

なぜなら、やりたくない仕事をしている時間が長くなればなるほど、浪費も増えるからです。やりたくないことに時間を費やした分だけ苦痛を感じます。そして、その苦痛を和らげるには手軽に快楽を得られる浪費が必要になるものです。すると、生命維持コストが高くなり、お金の不安がずっと付きまとうことになります。

 

逆をいえば、やりたくない仕事をやらないというだけで、生活にかかるお金はいまよりもずっと少なくなります。毎日お酒を飲んだり、服の買い物をしたりするのも、それは自分が本当に求めている欲望ではなく、ただやりたくない仕事をやることで感じた苦痛を和らげるためのものかもしれません。ですが、やりたくない仕事を続けていたら、そのことに気がつくことすらできません。

 

だからこそ、やりたくない仕事に費やす時間を極力減らし、その代わりに、やりたくないこと以外でお金を稼げるように努力すること。これが、少ないお金でも楽しく暮らす上では欠かせない要素のひとつになります。

 

 

なにおれ

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