【シチュエーション】


金額の大きい商談。取引先の反応も良く手応えを感じたが、成約には至らなかった。


マーケティング脳がない人:「うまくやったはずなのに」と結果とのギャップに落ち込む。


マーケティング脳がある人:「失敗するのは当たり前」と原因を分析し、次回に活かす。

テストの点数が良かった人ほど落とし穴にはまる

あなたは学校で優等生でしたか? テストの成績は80点以上? それとも赤点ばかり? 中高生であれば、高い点数の答案を返されたら自分を誇らしいと思うでしょう。反対に、低い点数だったら恥ずかしいと思うかもしれません。私の感覚では、「会社の仕事で成果を上げたい」「起業してビジネスを成功させたい」と思うような人は、学校では優等生だった人が多いような気がします。


実はそこに落とし穴があります。「低い点数をとるのは悪いこと」という学校での感覚が抜けず、ビジネスで〝高得点〟をとれないと恥ずかしいと思ってしまうのです。思うだけならまだしも、「自分はダメだ」と考えて、やる気をなくしたり、ビジネスをやめたりしてしまう人もいます。ビジネスで成果を出すためには、妙なプライドは捨てましょう。「恥をかきたくない」という思いはビジネスでは障害になります。