家庭や人間関係において、自分以外のことばかりを優先し、自分のことが後回しになる、という経験をしてきた人も多いのではないでしょうか。しかし、60歳を超えた残りの人生は、これまでできなかった分、自分ごとを優先する人生を送ってほしい。そんな思いが詰まった、エッセイストの草野かおる氏の著書『60歳からは「自分ファースト」で生きる。』より、老後の健康を維持するために取り入れておきたい「生活習慣」を紹介します。
最悪、〈和式トイレ〉で助けを求める事態にも…老後の健康維持のために取り入れておきたい「超簡単な習慣」【60代の人気エッセイストが助言】
カルシウムをちょい足す
カルシウムを摂らなきゃいけないと思い立ち手作り「健康ドリンク」を始めたり「栄養補助食品」に頼ってもいいですが……。それって、めんどくさいですよね。
いつもの食事にちょい足しで、カルシウムを補給する方法もあります。小魚ふりかけ、粉チーズ、煮干し粉をちょい足しするだけで、美味しくカルシウムが取れますよ。
「腸内環境」を整えましょう
人の腸には1,000種類1,000兆もの腸内細菌がすんでいます。腸内細菌は主に善玉菌と悪玉菌がいて理想のバランスが、健康のもとです。
発酵食品とは、微生物の働きによって、消化吸収がよくなり、保存性も旨味も増した食品です。さらに、体内に入ってからは、豊富な善玉菌で、腐敗物質の増加を抑制してくれます。身近な発酵食品といえばヨーグルト、チーズ、納豆、キムチ、甘酒、お酒、味噌、醤油、鰹節、みりん、お酢、お酒、パン……。
私たちの生活に欠かせないものばかりですね。