限りある人生、時間もお金もできるだけ無駄遣いせずに日々を過ごすには、毎日の習慣を少し変えてみることが大切です。特に、お金にかんする習慣でいうと、「掛け捨てタイプの保険は、今すぐやめるべき」と、エッセイストの草野かおる氏は言います。草野氏による「これまで自分のことを後回しにしてきた人たちへ、自分ごとを優先する人生を送ってほしい」という思いが詰まった書籍『60歳からは「自分ファースト」で生きる。』より、詳しく見ていきましょう。
老後のお金を作りたい人にはおすすめしない…「積立型の保険」で意外に見逃しがちな〈落とし穴〉とは【60代の人気エッセイストが助言】
生活を変えて「時間とお金」を作り出そう
時々、思い出しましょう「人はいつかは死ぬ」ということを。
私たちは、限られた時間を生きています。ダラダラしてる時間は、無駄遣いしているのと同じこと人生に時間はたっぷりあるように見えてそんなに時間はありません。
「お金を稼ぐ時間」「移動の時間」「子育ての時間」「学校で学ぶ時間」「睡眠、食事など、生きるための時間」「親の介護の時間」「病気療養の時間」「料理や買い物の生活の時間」「付き合いのための時間」……そんな中の「自分のための時間」は、工夫しないと作り出せません。
長年の習慣で、時間とお金がだだ漏れしていることがあったら今すぐやめましょう。時間もお金もやりくりして「自分ファースト」です。
さあ、ご一緒に
「よっしゃ、一丁、変えてみるか!」
「毎日料理する」をやめる
毎日の食事の準備は面倒ですよね。特に家族全員が在宅している時など「ご飯のことばかり考えている毎日」にうんざりする人もいるのではないでしょうか。
「いつでも温かく健康的で美味しい食事」が出てくるのは、作る人の手間暇あってのことです。「こだわり」を捨てるのも大切です。
料理は2日に一度にする。
出来立てにこだわらない。
食事は各自好きなタイミングで食べる。
食事は基本セルフサービスで、各自洗うところまでやる。
食べたいものがあれば、各自買ってきて食べる。
料理が負担になる前に、嫌いになる前に上手に手抜きをしましょう。