家庭や人間関係において、自分以外のことばかりを優先し、自分のことが後回しになる、という経験をしてきた人も多いのではないでしょうか。しかし、60歳を超えた残りの人生は、これまでできなかった分、自分ごとを優先する人生を送ってほしい。そんな思いが詰まった、エッセイストの草野かおる氏の著書『60歳からは「自分ファースト」で生きる。』より、「老い」と向き合いながら、前向きに過ごすための方法を紹介します。
「もの覚えが悪くなった」「体力がなくなった」…“老い”と向き合いながら〈自分らしく生きる〉ために、必ず実践したいこと【60代の人気エッセイストが助言】
天災時は「自分ファースト」が基本
地震や豪雨が起きるたび、何か備えなくては……と不安になりながらも、何を準備すればいいのかわからない人もいるのでは?
「自分ファースト」では、「自分だけでも生き残る」です。
「自分だけ生き残る」と自分勝手のように思われますが自分ひとり無事なら、その分、消防や警察の手を煩わせません。大事なことは、自分自身が怪我をしたり、死んでしまったら、大切な人を助けることはできないということ。
最低限の備えは、すこしだけでも心配事を減らせます。
100均グッズを利用すれば、安価に揃えられます。
何はなくとも「健康」
どんなにお金持ちでも、容姿に恵まれても、若くても、年寄りでも、自分自身が健康でなければ、つまらないですよね。若いときは無理がきくけど還暦過ぎたら、「健康」は向こうから都合よく、やって来てくれません。それどころか「加齢による〇〇の衰え」のオンパレードです。
「自分ファースト」には「健康」は必須条件。負担にならない程度の、「体に良いこと」を始めてみましょう。「健康」であればこそ「免疫力」「若さ」「前向きな心」がもれなくついてきます。
さあ、皆様、ご一緒に
「よっしゃ、一丁、鍛えるか!」