首まわりをほぐすと腸内環境が整う!?

腸の働きをよくするためには、自律神経のうち、副交感神経を高めることが大切です。ストレスいっぱいの現代社会に生きる私たちは、どうしても交感神経が優位になりがち。腸を元気にするためには、意識して副交感神経を高める必要があります。

そこでおすすめなのが、首まわりのケアやツボ押しです。首には自律神経に重要な関連をもつ神経があるため、首のこりは血流の悪化を招き、神経の働きをダウンさせて自律神経の乱れにつながるのです。逆に言えば、首まわりをほぐしていい状態を保てば、自律神経が整い、腸にも好影響が期待できます。

簡単にできる首まわりのケア法、ぜひ実践してみてください。

[図表2]首まわりを温めるコツ

小林 弘幸
順天堂大学医学部教授