最近のInstagramでは「リール」が有利なワケ
Instagramでは、発見タブとリールタブにレコメンド機能が採用されています。
Instagramで稼ぎたいなら、まずは投稿を多くのユーザーの目に触れさせて、アカウントを認知してもらうことが第一歩です。
そのために、レコメンド表示されるリールは有効な手段になります。
リール機能がリリースされた2020年8月以前は、フォロワーの多いアカウントのフィード投稿が発見タブに載りやすい状況でした。
たくさんのフォロワーを抱えていて、フォロワーからのエンゲージメントを獲得できていれば、新たなユーザーに露出してますますバズる一方、フォロワーの少ない新規参入者にはチャンスが少なかったのです。しかし、リールが登場してからは状況が一変。
フォロワーのいない新規アカウントでも、リール動画の内容が良ければ一気にリーチやエンゲージメントを伸ばせるチャンスがやってきました。
また、現在の発見タブにはフィードだけでなくリール枠や広告枠も追加されています。
フィードが表示される割合が減ったため、以前と比べてフィードだけでリーチやフォロワーを獲得していくことが難しくなりました。
これからInstagramに参入する場合はフィードよりもリールが有利です。
発見タブやリールタブにレコメンド表示されるリールは、新規参入者にとってフィードよりも有利
伝わる情報量は動画>静止画
リールをおすすめするもうひとつの理由は、動画は静止画よりも伝わる情報量が多いからです。
情報伝達量をテキストと比較した場合、画像は7倍、動画は5,000倍だと言われています。
1分の動画から伝わる情報量は、テキストに換算すると約180万語、Webページに換算すると約3,600ページに相当するという研究結果※も存在します。
※ アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果
つまり、動画(リール)なら静止画(フィード)では伝えきれない多くの情報を伝えられるということです。
静止画では伝えにくい運用者のキャラクターや属人性のある情報も、動画であれば話し方・声・動きなどで容易に伝えることができます。
表現の幅が一気に広がるため、エンターテインメント性が爆発的に高まり、後述するようなさまざまなフォーマットの誕生にもつながっています。
情報伝達量が多いぶん、動画に入れる情報が少ないと、静止画で表現した場合よりも内容が薄く感じられてしまう側面もあります。
一度再生しただけではすべてを理解しきれないくらいの情報を詰め込むと、有益性が高まり、リピート再生も促せるのでおすすめです。
フィード(静止画)では伝えきれない情報も、情報伝達量の多いリール(動画)なら伝えられる
カイシャイン
BEASTAR株式会社 取締役
SNS教育系YouTuber