ハウスリンクマネジメント株式会社が展開する新築アパート「カインドネスシリーズ」は、ほとんど広報活動をしてこなかったにも関わらず、すでに一都三県で100棟強の実績を誇り(2023年8月末時点)、投資家から絶大なる支持を受けています。その理由を同社の菅谷太一代表取締役と、オーナーの対談から紐解いていきます。

カインドネスシリーズは「保有する喜び」が他とは違います

【オーナーズデータ】

原さん/50代/東京都県在住

所有物件数:計12棟

(内訳:東京都豊島区1、東京都江戸川区1、東京都練馬区1、東京都大田区1、東京都葛飾区1、東京都立川1、神奈川県相模原2、神奈川県上大岡1、神奈川県伊勢原2、埼玉県川口元郷1)

保有期間:5年以上

 

ハウスリンクマネジメントが別に展開する自社再生物件「ポルシェシリーズ」のオーナーになるなど、すでに同社との付き合いがあったという原さん。新築アパート「カインドネスシリーズ」のオーナーになったのは、いまから3~4年ほど前の話だといいますが、「カインドネスシリーズのオーナーになって本当に良かった」といいます。

 

――私たちの新築アパート「カインドネスシリーズ」は率直なところ、どうですか?

 

カインドネスシリーズ オーナー 原さん
カインドネスシリーズ オーナー 原さん

「やはり、一味違いますよね。ほかの業者が提案してくるのは、たいてい1Rや1Kなど、単身者向けで、利回りを上げるために何かを犠牲にしたような物件でした。そのような物件は、オーナーとしては所有する喜びを感じるものではありません。その点、紹介いただいた横浜・磯子の『カインドネスシリーズ』は基本がファミリータイプの木造。入居者も長く住んでもらえるので、所有する喜びがありますよね。

 

 

他の業者を通して保有していた物件は単身者向けの区分で、表面利回りがよくても、入居者はすぐに出ていってしまう。そのたびに広告費や原状回復費などがかかり、結局、長い目で見たらそれほど利回りは良くないんじゃないかな……そう考えているときに出合ったのが『カインドネスシリーズ』だったんです」

 

カインドネスシリーズの強みは色々とあるが、そのひとつが土地の選定力。一都三県のJRと私鉄の駅から徒歩10分圏内という好立地、さらに駅から近すぎないロケーションで、最大でも3階までしか建てることができない、長期的に見ても賃貸需要が減らないと考えられるエリアに絞ることがポイント。さらに賃貸の管理を3,000件程度を請け負うことで一都三県の賃貸ニーズのほぼすべてを把握。どの地域にどのような賃貸需要があり、今後、どのように変化していくのか、学生向けかファミリー層向けか……その地域にあった最適なアパートを企画しています。

 

そもそも原さんは、「知らない場所や、何かあったときにすぐに駆けつけることができない遠方の物件は買わない」という投資スタンス。そのため、現状は都内の物件だけを保有しているといいます。

 

保有する不動産は「カインドネスシリーズ」だけになりそう

現在、3つの物件を売りに出しているという原さん。今後の投資戦略は、どのように考えているのでしょうか。

 

ハウスリンクマネジメント株式会社 代表取締役 菅谷太一
ハウスリンクマネジメント株式会社 代表取締役 菅谷太一

――たとえば、15年、20年、30年と、長期で保有していくのか、5年、7年など短期で物件を入れ替えていくのか……お考えはありますか?

 

「あまりそこは考えていないんですよ。相場次第です。いま3物件を売りに出しているのは、金利がいまのように低いままとは考えにくく、金利が上がる前に売ってしまったほうが得だと判断したからです」

 

ただし「カインドネスシリーズ」については、長期保有が前提だと原さん。

 

「初めて買った『カインドネスシリーズ』である、横浜・磯子の物件以降、立川、雪谷、そして金町。このあたりは、しばらく保有し続けようと考えています。インカムは安定しているし、保有する喜びも違うので。それでも、相場次第ではありますが」

 

近いうちに、保有物件は「カインドネスシリーズ」のみになりそうだという原さん。「投資家としては考えもの」と原さん。

 

「不動産投資において、複数の業者とお付き合いをして『他ではこんなこと、してくれますよ』などと交渉をする……二本足、三本足になっていないとダメだと思うのですが、ただハウスリンクさんだと、本当に至れり尽くせりで頼り切っちゃって。他をあたる気にもならない(笑)」

 

――いま、不動産価格の高騰で、新築アパートも中古アパートも、それほど利回りは変わりません。同じような利回りなら新築を選択する投資家の方が増えていますね

 

「人件費や建築費が上がっていると聞きますが、そのようなものなんですか?」と驚きを口にする原さん。「カインドネスシリーズ」は、同社が土地を購入したうえでプランニングや設計、建築確認などの行政手続きを行い、職人も直接手配して施工。さらに完成したアパートの入居付けも行い、満室にしてから販売。その後、管理も請け負っています。このようなスキームにない新築アパートは、確かに利回りが低下していますが、「カインドネスシリーズ」は高利回りを維持し続けています。

 

「カインドネスシリーズ」のオーナーは複数棟所有する傾向にあります。そこには「保有し続けたい」「さらにもう1棟ほしい」と思わせる、満足度によるものだということが、原さんの笑顔からも伝わってきます。