60歳の定年を迎えたとき、あなたはスパっと現役を引退しますか? それとも再就職や再雇用制度で働き続ける道を選びますか? 今回は、「定年退職後の生活費が不安で現役続行! 悩ましい再雇用の現実」というテーマでお送りしていきます。
【役職定年】昨日まで部下→今日から上司でギクシャク…同僚はZ世代、ランチに誘われない…それでもしがみつきたい、驚きの「生涯年金」上昇額とは
まとめ
ゆ:いかがでしたでしょうか。「何歳まで働くか?」で、生涯賃金、生涯年金額は大きく変わります。自分の資産や生活水準、体調などさまざまな要素を考慮したうえで決断することが大切です。
また、再雇用で働く道を選んだ場合、給与、仕事内容、人間関係、すべてがこれまでとは異なるという点をしっかりおさえておきましょう。
人によっては「同じ職場での再雇用ではなく、転職の方が自分に向いてそうだ」という場合もあるでしょう。重要なのは後悔しないよう徹底的に考え抜くことです。
ワ:家族に相談したり、友達の意見を聞くのも大事だね!!
ゆ:その通りです。自分にとってのベストアンサーを見つけましょう。
<ゆめこさんの部屋>
ワ:ゆめこさん、ワイを再雇用してください。
ゆ:はて?
ワ:ワイが最近成犬になってから、子犬時代よりゆめ子さんに雑に扱われるようになったから、子犬としての飼い犬契約の期間を5年間延長して、子犬の役割で再雇用して欲しいの。
ワイ、犬だけど、猫っかわいがりされたいの。(※ワイは2歳です)
ゆ:そう。別にいいけど、子犬はカルピッス飲んだらお腹こわしちゃうから、もう飲めないわね。
ワ:それは困ります! カルピッスはこれまでどおりいただきます!
ゆ:再雇用はこれまでとは条件が異なるものなのよ。
ワ:ぎゃふん! 大人に戻ります……。
ゆ:よろしい。
(備考)
厚生労働省『高年齢者雇用状況等報告』
内閣府『令和2年度第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果』
内閣府『令和4年版高齢社会白書』
『高年齢者の雇用による調査/労働政策研究・研修機構』