著書『これだけやれば大丈夫!お金の不安がなくなる資産形成1年生』(KADOKAWA)の著者で、登録者50万人超のYouTubeチャンネルを運営する元銀行員の小林亮平氏は、資産形成を始める前に、まずは「生活防衛資金」の確保をすすめています。その「生活防衛資金」とはなんなのか、いったいいくら貯めれば安心なのか……詳しく見ていきましょう。
資産形成を始める前に…最優先で貯めたい「生活防衛資金」の目安とは【登録者50万人超の元銀行員YouTuberが解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

投資に回すのは「余裕資金」

亮平さん:生活防衛資金の次は、近い将来、何にまとまったお金を使うかを考えてみよう。たとえば趣味や旅行、車や結婚資金、近い将来必要となる子どもの教育費などにいくらかかるか考えて、目標額を決めていくんだ。

 

まだお金を使う予定が特になさそうなら、子どもが生まれた時の養育費や教育費、自分の老後資金などを見据えて貯金していくのがいいね。このしばらく使わないお金は余裕資金とも言うけど、これから話す投資に回していくのもアリだから、覚えておこう。

 

ペンタごん:へ~、貯金って何となくやっていたから、こんな風に順番を考えるといいんだね! とりあえずは生活防衛資金を貯めることを頑張ります!

 

出所:『これだけやれば大丈夫!お金の不安がなくなる資産形成1年生』より抜粋
[図表]使い道を考えた、正しい貯金の順番! 出所:『これだけやれば大丈夫!お金の不安がなくなる資産形成1年生』より抜粋

 

<Point>

●貯まったお金はすぐ使わずに、そのまま貯めておく。

●貯金の使い道には、生活防衛資金、近い将来に使う予定の資金、余裕資金の3種類があるが、まずは生活防衛資金を優先して、最低限の生活費の6カ月~2年分を目安に貯める。

 

 

小林 亮平

資産運用YouTuber

 

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