語学を理由に「外貨建て投資」をしない選択が「リスク」だと言える理由 (※画像はイメージです/PIXTA)

急激な円安が続いているなか、外貨建て投資への関心が高まっています。しかし、なかには「日本語しかできないから、外貨建て投資なんて無理!」という人も。しかしその考え自体に大きなリスクを抱えているといえます。みていきましょう。

急激な円安によって高まる通貨分散の重要性

2022年3月22日、円相場が1ドル120円台まで値下がりし、2016年2月以来およそ6年ぶりの円安水準を記録したことが大々的に報じられました。その後も円安は進行し、2022年3月26日時点で122円を記録。今後もさらに円安が進行すると考えている識者は多いようです。

 

国際的に「円」の価値が低下する現在、資産を日本円のみで持つことのリスクは高まっており、リスクヘッジを考えるならば、米ドルをはじめとする他国通貨に分散しての資産保有を検討する必要があります。

 

外貨を得る方法は大きく、日本円を外貨に交換するか、外貨を直接稼ぐかの2種類に分けられます。

 

現在のような状況下で、前者の「交換」という方法をとる場合、日本円の価値が低下しているため、どうしても交換条件は不利なものになってしまいます。また、手元にある資産を外貨に替えて当面の間守ることはできるかもしれませんが、これから手元に入る(稼ぐ)資産がすべて日本円である限り、円安の影響から逃れ続けることはできません。

 

こうしたことを踏まえると、できれば後者の「外貨を直接稼ぐ(増やす)」方法を検討したいところです。そして外貨を稼ぐ方法にも、大きく2種類があります。

 

1つは、仕事の対価として外貨を稼ぐこと。労働の報酬を勤め先や顧客に外貨で支払ってもらう方法です。そしてもう1つが、外貨建てで投資を行うこと。海外株や海外不動産を売買して、配当や家賃収入、売却益を外貨で得る方法です。

語学力がなくてもできる外貨建て投資

より確実かつ堅実に外貨が得られるのは、仕事の対価として外貨を稼ぐ方法です。しかし、日本国内の企業や顧客が外貨で給与や報酬を支払うシチュエーションはほとんどないため、仕事の対価として外貨を得るには、海外の企業や顧客と仕事を行う必要があります。語学力に自信がない人には、ハードルが高い選択肢といえそうです。

 

一方、外貨建て投資は多くの場合、日本の証券会社や不動産会社が充実したサポートを提供しています。極端な話、英語が一切読めなくても、また海外の人と一切やりとりを行わずとも、外貨建て投資を行うことは可能なのです。

 

ただでさえリスクも存在する投資を外貨建てで行うことに、不安を感じる人もいるかもしれませんが、今後の予測が難しい社会情勢下において、「外貨建て投資に手を出すリスク」と「日本円のみに依存することのリスク」、どちらがよりリスクが高いかを自分の頭で冷静に比較・検討する視点も重要です。

許容できる金額内から投資規模を増やしていく

海外のニュースや文献を読みこなし、取引相手とも流暢にコミュニケーションがとれる人にとっては、労働の対価として外貨を直接稼ぐ方法は、投資よりも堅実な手段かもしれません。

 

一方、語学力に自信がない人が、これからビジネスで使えるほどの語学力を身に付けるには膨大な時間と努力が必要になるため、外貨建て投資の方がよりイージーな選択肢となるでしょう。その場合、投資先国の情報収集などを行う必要はあるかもしれませんが、無料で利用できる自動翻訳ツールの精度も年々高まっているため、海外ニュースを読むくらいであれば十分対応可能です。

 

また身銭を切って投資を始めることで、語学学習により身が入るということも考えられるため、自己研鑽という点からも収穫がある試みになるかもしれません。まずは許容できる金額内で外貨建て投資にチャレンジし、自分に適したやり方やスタイルを見つけながら、投資規模を徐々に増やしていくことをおすすめします。

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著者紹介

連載「勝つ」ために知っておくべき「アメリカ不動産投資」の基礎知識

本記事は、富裕層のためのウェブマガジン「賢者の投資術」(Powerd by OPEN HOUSE)にて公開されたコラムを、GGO編集部にて再編集したものです。

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