令和2年通信利用動向調査(総務省)によると、インターネット利用者のうちおよそ4人に3人がSNSを使っているそうです。そこで、各SNSの特徴を知り、広告・集客の戦略を練ることが重要であると、株式会社トキ・テック代表取締役社長の土岐龍馬氏はいいます。世界で10億人超が利用しており、国内では10代に絶大な人気を誇る「TikTok」。今回は、その特徴と活用方法をみていきます。
世界で7人に1人が利用…10代に絶大な人気を誇る「TikTok」の特徴

当たれば一気にバズる!「ハッシュタグチャレンジ」

〈活用事例〉

江崎グリコ株式会社では、「ポッキー&プリッツの日」と定めた11月11日に、「#ポッキー何本分体操」というハッシュタグで動画を投稿すると、選ばれた動画が渋谷にある街頭ビジョンやTwitterの公式アカウントで流れるというキャンペーンを開催しました。動画の投稿期間は6日だったにもかかわらず、2万本以上の動画が投稿され、同ハッシュタグの動画は計2700万回以上も再生されました。

 

また、日本コカ・コーラ株式会社はTikTok特有のハッシュタグチャレンジを活用し、「#リボンでありがとうチャレンジ」というキャンペーンを行いました。コカ・コーラの「リボンボトル」と一緒に映り、公式のキャンペーンソング「リボンでありがとう」に合わせて振り付けをする動画を、ハッシュタグとともに投稿するチャレンジです。そして、選ばれた動画は、渋谷の街頭ビジョンで放映されるという内容でした。

 

抽選で100名にクオカード1000円分がプレゼントされるという企画や人気のティックトッカーによるPRなどもあり、人気に火が付きました。

 

ハッシュタグチャレンジは、若者の間で流行すれば、一気にバズる可能性を秘めている広告手法であるといえます。

 

TikTok

月間アクティブユーザー数:950万人以上/国内 10億人/全世界

属性:10代

特徴:動画に特化 情報量は少ない 手軽に投稿でき拡散性に優れる

 

 

土岐 龍馬

株式会社トキ・テック

代表取締役社長