親しみやすさがカギ!キリンビールのTwitter活用事例
飲料メーカーのキリンホールディングスは、公式SNSを複数所有し、さまざまな目的で活用しています。
看板商品であるキリンビールのTwitterアカウントは、128万人(2021年12月時点)ものフォロワーを抱える人気ぶりです。非常にうまく運用されており、イベント集客にも転用できるノウハウがあります。
大きな特徴は、季節のイベントや行事などに合わせた、タイムリーな投稿が多いことです。トレンドのハッシュタグやホットトピックに便乗した投稿など、ユーザーが共感しやすい内容となっており、とても親しみやすいです。
イベントのアカウント運営の際にも、ただイベント情報を流すのではなく、季節の話題や流行とうまく絡めることで、ユーザーの興味・関心を惹きやすくなります。
また、キリンビールのアカウントでは、Twitterにリンクを貼って「note」というプラットフォームへ誘導し、そこで社員が商品の開発秘話を紹介するインタビュー記事をつくっています。noteに掲載されているコンテンツはTwitterでシェアされやすく、より深い情報を知りたいユーザーに対し有効です。
商品の裏には、どのようなストーリーがあり、開発者はどんな思いで商品をつくり上げたのかという裏側を見せることで、ユーザーはよりその商品のファンになっていきます。イベントのアカウントでも、そのイベントがつくられる裏にはどんな思いがあるか、どういった過程でイベントが出来上がっていくかといった裏側を伝えることで、開催前からファンを獲得でき、期待度も上がるはずです。
月間アクティブユーザー数:4500万人以上/国内 2億6000万人以上/全世界
属性:10~40代
特徴:登録は匿名性 情報量は少ない 拡散性に優れる
土岐 龍馬
株式会社トキ・テック
代表取締役社長