インターネットの普及で一変した人々の消費行動
しかし、インターネットの登場と普及で、人々の消費行動は大きく変化していきます。
それまでは、広告といえばテレビや新聞、雑誌などのマスメディアに掲載されるものであり、人々はそれらを受動的に目にしてから、一連の消費行動を起こしていましたが、インターネットが普及してからは、検索エンジンで能動的に情報を探し、また商品やサービスを購入したあとにその感想をシェアするという新たな行動が生まれたのです。
こうした新たな消費行動は「AISAS(アイサス)モデル」と名づけられ、次の五つの流れで構成されています。
1.情報を見て、商品やサービスについて知る(Attention)
↓
2.商品やサービスへの興味・関心をもつ(Interest)
↓
3.商品やサービスに関わる情報を検索する(Search)
↓
4.行動・購入する(Action)
↓
5.購入したあと、共有する(Share)
検索によりさまざまな角度から情報を集め、購入したものに対しては実情を共有して自己承認欲求を満たすという、この2つが、2000年代の消費行動の大きな特徴であるといえます。
日常生活におけるSNSの活用で消費者の購買行動は常に変化しています。そのため最近ではDual AISAS モデルなど新たなマーケティングモデルも続々と登場していますが、それらもAISASの特徴を踏まえたものとなっています。
情報発信者が、インターネットを使って行われる検索と共有のプロセスに対応するためには、ウェブサイトの所持や、SNSなどのプラットフォームの活用が必須です。
消費行動の変化と相まって、特にSNSの影響力が大きく、マーケティングにいかにSNSを取り入れるかが、集客のカギを握るようになっています。
私がいちばん大切にしているのは、「顧客満足度を上げること」です。
「におい展」も全国どこも同じ展示物ではなく、地方に回った際には必ず地方ならではの要素を追加しています。そうすることで親近感やレア度は生まれ、それが顧客満足度にもつながります。そうして顧客満足度を上げることが、情報共有やリピートにもつながります。
土岐 龍馬
株式会社トキ・テック
代表取締役社長