2020年、亡くなった日本人は137万人
厚生労働省『人口動態調査 令和2年』によると、昨年、亡くなったのは137万2755人。1日当たり3750人の方が亡くなった計算です。男女別に見てみると、男性の死亡者数は70万6834人、女性の死亡者数は66万5921人でした。
また死亡率は、人口1000人あたり10.9。男性の死亡率は11.5、女性の死亡率10.3でした。昨年11.2よりも低下しましたが、高齢化が進み、死亡率は増加傾向にあります。
【人口1000人あたりの「死亡率」の経年推移】
1950年 10.9
1960年 7.6
1970年 6.9
1980年 6.2
1990年 6.7
2000年 7.7
2005年 8.6
2010年 9.5
2015年 10.3
2016年 10.5
2017年 10.8
2018年 11.0
2019年 11.2
2020年 10.9
出所:厚生労働省『人口動態調査』より
都道府県別に人口1000人当たりの死亡率を見ていくと、最も高いのが「秋田県」で16.02。「青森県」「高知県」「山形県」「島根県」と続きます。一方、最も低いのが「沖縄県」で8.44。「東京都」「神奈川県」「滋賀県」「愛知県」と続きます。高齢化率とは強い正の相関関係にあり、高齢化が進む地方ほど、死亡率が高くなる傾向にあります。
【都道府県別人口1000人あたりの「死亡率」】
・秋田県 16.02(1万5379人/96万0113人)
・青森県 14.45(1万7905人/123万8730人)
・高知県 14.45(9998人/69万2065人)
・山形県 14.36(1万5348人/106万8696人)
・島根県 14.27(9585人/67万1602人)
・岩手県 14.20(1万7204人/121万1206人)
・山口県 13.76(1万8477人/134万2987人)
・徳島県 13.74(9886人/71万9704人)
・和歌山県 13.66(1万2610人/92万3033人)
・鹿児島県 13.53(2万1501人/158万9206人)
出所:厚生労働省『人口動態調査』より