何かとしがらみの多い会社員。「できることなら、独立したい……」と夢を見る人も多いのでは。実際にフリーランスになった人の声を聞いていくと、8割が満足している一方で、個人事業主ならではの苦労も見えてきました。
6割が取引先とのトラブルを経験…甘くない「フリーランス」の実態 ※画像はイメージです/PIXTA

会社を辞めてフリーランス…都道府県別に傾向を見ると

「これまでの経験をもっと活かしたい」

「自分の時間を大切にしたい」

 

独立・起業を決めた理由はさまざま。なかには、いままさに心に決めた人もいるかもしれません。

 

国税庁によると、2019年度、事業所得を主たるものとして所得税を申告したフリーランスは全国で442万2693人。都道府県別にみていくと、「東京都」が最も多く43万8409人。「大阪府」26万8029人、「神奈川県」21万8562人、「愛知県」19万3737人、「埼玉県」18万7721人と続きます。

 

一方、フリーランスの割合が最も高いのは「和歌山県」で25.0%。「宮崎県」24.6%、「高知県」23.6%、「山梨県」22.2%、「熊本県」21.9%と続きます。

 

またフリーランス平均年収で見てみると、最も高いのが「東京都」で354万9382円、「愛知県」321万7093円、「北海道」303万8712円、「神奈川県」293万0253円、「三重県」285万2182円と続きます。

 

【都道府県別ランキングで見る「フリーランスの実態」】

●フリーランス(事業所得を主とする人)の人数

1位「東京」438,409人

2位「大阪」268,029人

3位「神奈川」218,562人

4位「愛知」193,737人

5位「埼玉」187,721人

6位「福岡」155,169人

7位「千葉」155,024人

8位「兵庫」149,792人

9位「北海道」149,670人

10位「静岡」115,418人

 

●フリーランス(事業所得を主とする人)の割合

1位「和歌山」25.0%

2位「宮崎」24.6%

3位「高知」23.6%

4位「山梨」22.2%

5位「熊本」21.9%

6位「沖縄」21.9%

7位「鹿児島」21.7%

8位「長崎」21.7%

9位「青森」21.5%

10位「愛媛」20.2%

 

●フリーランス(事業所得を主とする人)の平均年収

1位「東京」354万9382円

2位「愛知」321万7093円

3位「北海道」303万8712円

4位「神奈川」293万0253円

5位「三重」285万2182円

6位「岐阜」274万0338円

7位「富山」273万2432円

8位「滋賀」272万8838円

9位「静岡」270万5644円

10位「埼玉」270万2250円

 

出所:国税庁「令和元年度申告所得税」より

 

人口の多い地域はフリーランスの人数も多い一方で、密度でいうと地方のほうが個人で活躍している人が多かったり、稼ぐ人が多かったりと、フリーランスにも地域によって実態は異なります。