連載

超長寿時代に即した人生にリデザインするには?…「自分らしい定年」の迎え方

※本連載は、丸山法子氏の著書『定年を意識したら読む本 定年のトリセツ』(ごきげんビジネス出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

著者

  • 丸山 法子

    株式会社Rensa 取締役/福祉事業部 リエゾン地域福祉研究所 代表 社会福祉士/介護福祉士/生涯学習開発財団認定マスターコーチ
    1965年生まれ。引っ越し業、保険営業を経て福祉支援の現場に入り、生活相談、地域活動の企画、行政や厚生労働省の事業などに40年近く従事。生き方に悩む人々と向き合い、これまで数千人の人生の転機に立ち会う。

    40代半ば、男尊女卑や年功序列、ブラック企業並みの残業やハラスメントに苦しむ中、気づいたのは「自分は悪くない」と思い込む自分自身の姿。独りよがりに突き進んでいたことにようやく向き合い、キャリアをいったん手放す決断をする。

    積み上げてきたものをゼロに戻すことは大きな痛みだったが、「なにがあれば人生後半を生き抜けるのか」という問いに真剣に向き合う転機となり、培った知識と経験をもとに起業。定年前後の人々のリアルな迷いや悩みを支える独自のメソッドを確立。

    現在は全国で講演・研修を行い、これまで年間6,000人以上に「老いを力に変えるヒント」を伝える。満足度は95%以上。「老いの常識が変わった」「勇気が湧いた」「年齢に自信がついた」との声が寄せられ、リピートや紹介の依頼が絶えない。

    また四柱推命鑑定士として、1人ひとりの強みや運勢の流れに合った行動を一緒に考える個別相談も行い、男女問わず多くの人を勇気づけている。

    https://www.liaison-japan.org/

    https://sites.google.com/view/liaison-japan

関連書籍

  • 定年を意識したら読む本 定年のトリセツ
    著者
    丸山 法子
    出版社名
    ごきげんビジネス出版
    発行年月
    2025年8月
    定年は「おわり」ではなく「再設計」の絶好のタイミングです。「老い」に飲み込まれるのではなく、「老い」を受け入れ、活かしていく。それこそが、これからの人生後半戦に必要な視点ではないかと思っています。 本書は「老いの現実」を直視しながらも、そこに希望と行動の種を見つけるための、人生後半の「暮らしと仕事の再設計マニュアル」です。定年をひとつのおわりと捉えるのではなく、むしろ新たなスタートラインとするための視点と実践を、6つの章に分けてお伝えしていきます。 まだまだ、人生はおわりません。ここからが本当の人生のはじまりです。この本で「自分らしい定年」の迎え方を一緒に考えてみませんか?

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