(※写真はイメージです/PIXTA)
毎週土曜日、義妹親子がやってくる
神奈川県内で暮らすアカリさん(42歳・仮名)は、会社員の夫(44歳)と小学5年生の長女、小学2年生の長男の4人家族です。アカリさんは都内の企業で正社員として働いており、年収は約600万円。夫の年収は約700万円で、世帯年収は約1,300万円です。
共働きのため、平日は夫婦ともに仕事と家事、子どもの世話に追われています。週末は、平日にできなかった家事を片付けたり、子どもたちと出かけたりする大切な時間です。ところが、ここ半年ほど、毎週土曜日の夕方になると決まって訪れる人たちがいます。夫の妹であるマホさん(38歳・仮名)と、小学4年生と6歳の子どもたちです。
「もともとは、義妹の夫が仕事で土曜日も家を空けることが多くて、子どもたちを一人で見ているのが大変だろうと思ったんです。うちの子たちも従妹と遊ぶのを楽しみにしていましたし、最初は歓迎していました」
きっかけは、マホさんから「土曜日、子どもたちを連れて遊びに行ってもいい?」と連絡があったことでした。アカリさんは快く了承し、夕食も一緒に食べていくよう勧めました。子どもたちが遊んでいる間、マホさんが少しでも休めればいいと思っていたそうです。それから数週間、マホさん親子は毎週のように訪れるようになりました。
「最初は『今週もお邪魔していい?』と連絡があったんです。でも、そのうち確認もなくなって。土曜日の夕方になると、当然のようにインターホンが鳴るようになりました」
夕食のあとはお風呂、義妹の夫まで合流
訪問が習慣化すると、マホさん親子の滞在時間も長くなっていきました。夕方5時ごろにやってきて、一緒に夕食を食べ、その後は子どもたちをアカリさん宅のお風呂に入れるようになったのです。
「最初は、帰ってからお風呂に入れるのも大変だろうと思って、私から勧めたんです。ところが、いつの間にか着替えとパジャマを持参するようになって。最近は『先にお風呂借りるね』という感じです」
さらに、しばらくすると仕事帰りのマホさんの夫まで顔を出すようになりました。義妹の夫が夜8時ごろにやってきて、アカリさんの夫と晩酌を始めるのです。
「夫も楽しそうなんです。ビールを飲みながらテレビを見て、仕事の話をしたりして。でも、その間も私は食器を片付けたり、子どもたちの世話をしたりしています」
義妹一家が帰るのは、夜10時を過ぎることもあります。
「義妹も何もしないわけではないんです。食器を運んでくれることもあります。ただ、基本的に食事を用意するのも片付けるのも私。夫は義妹の旦那さんと飲んでいるだけです」
特につらいのは、土曜日に予定を入れづらくなったことだといいます。
「家族や友人と外食しようと思っても、『今週、マホたちが来るかもしれないから』と夫が言うんです。どうして自分たちの休日を義妹一家に合わせなきゃいけないんだろうって」