住宅ローンの変動金利が上昇し、借り換えや繰り上げ返済を考える人が増えています。しかし、金利が上がったからといって、すぐに行動することが正解とは限りません。大阪府在住の50代夫婦から寄せられた相談をもとに、借り換え、金利交渉、繰り上げ返済、そして「何もしない」という4つの選択肢を紹介します。教育費や団体信用生命保険、インフレとの関係も踏まえ、現役大家であるCFPの竹下昌成氏が住宅ローンとの付き合い方を考えます。
「変動から変動への借り換えもできますよ」金利上昇後の住宅ローンの返済に怯える50代夫婦に現役大家CFPが提示した〈4つの選択肢〉 (※写真はイメージです/PIXTA)

選択肢2:団信を目的とした借り換え

もう一つのポイントが、団体信用生命保険、いわゆる団信です。

 

近年は、がんや三大疾病などに備える保障が充実した住宅ローンもあります。金利だけでなく、保障内容を見直す目的で借り換えを検討する方法もあるのです。

 

ただし、50代になると健康状態や年齢によって新しい団信に加入できない場合もあるため、現在の保障内容と比較して判断する必要があります。

 

繰り上げ返済を急がず、「何もしない」という選択も
ご夫婦がもう一つ考えていたのが、繰り上げ返済です。繰り上げ返済をすれば借入残高が減り、将来支払う利息を減らす効果があります。

しかし、今回のご夫婦は50代で、お子さんは中学生と小学生です。これから高校、大学と教育費が増える時期を迎えます。繰り上げ返済に使った預貯金は、必要になったからといって簡単に取り戻せるものではありません。

一方、団信に加入していれば、死亡や所定の高度障害など、保障の対象となる事由が生じた場合には、住宅ローン残高が保険金で返済されます。

選択肢3:繰り上げ返済

ご夫婦がもう一つ考えていたのが、繰り上げ返済です。繰り上げ返済をすれば借入残高が減り、将来支払う利息を減らす効果があります。

 

しかし、今回のご夫婦は50代で、お子さんは中学生と小学生です。これから高校、大学と教育費が増える時期を迎えます。繰り上げ返済に使った預貯金は、必要になったからといって簡単に取り戻せるものではありません。そのようなとき、団信に加入していれば、死亡や所定の高度障害など、保障の対象となる事由が生じた場合には、住宅ローン残高が保険金で返済されます。