1970年代~1980年代にかけては、給与の一部を定期預金に回しているだけで「誰でもノーリスク」で資産形成ができる時代がありました。それから半世紀あまり、現在の銀行の普通預金金利は0.3%ほど。現代では利息がほぼつかないばかりか、物価上昇によって実質的に資産が目減りしてしまいます。20年以上の投資経験を持つ就職氷河期世代のななし氏は、生活を守るための「現金」と、資産を育てるための「NISA」を明確に使い分けているそうです。本記事では、同氏の著書『手取り25万円、妻子持ちでも7000万円貯めた私の 氷河期世代のお金の戦略』(Gakken)より、「安全な現金管理」と「手堅い積立投資」を両立させる、無理のない資産運用を提示します。
普通預金で資産を2倍にするには「240年」かかる時代…手取り25万円・資産7000万円の就職氷河期世代50歳男性が選んだ「現金の置き場所」 (※写真はイメージです/PIXTA)

ハイリスク・ハイリターンではなく、「多少のリスク」を背負う“投資”を

銀行金利がそんな状態ですから、庶民が自分の資産を増やしたいなら、多少のリスクを背負って投資をしないといけません。

 

ただ、一口に「投資」と言っても、いろいろなものがあります。ほぼ博打の領域のもの、リスクがそれなりに高いもの、堅実なもの。投資対象も株や、ゴールド外貨などと選択肢が多すぎて悩む人が多いと思います。

 

とくに私たちの世代だと、10年前くらいになんとなく仮想通貨を買ってそれで人生が激変したなんて知り合いがチラホラいてもおかしくないですからね。「投資をするならハイリスク・ハイリターンがいいのかな」と考える人もいるでしょう。

 

20年以上投資をしてきた私の結論を言うと、「S&P500」や「オールカントリー」などの投資信託を、NISAでコツコツ積み立てていく「インデックス積立投資」が、もっとも再現性の高い方法です

 

投資法としては王道で派手さはありませんが、投資初心者が無理のないリスクで老後資産を形成する手段としては、これが最適解に近いと考えています。

 

 

ななし

インデックス投資家

 

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