子が独立したタイミングで、自身のライフプランに目を向ける

子どもが独立したタイミングは、親自身のライフプランを見直すチャンスでもあります。これまで子ども中心だった生活が大きく変わり、時間やお金に余裕が生まれる人もいるでしょう。その余裕を「自分のため」に使うことを考えてみてください。

趣味や習い事、旅行、地域活動、友人との交流、学び直しなど、心身ともにまだまだ元気な50代は、これまで後回しにしてきたことへチャレンジできる年代です。新たな生きがいを持つことで、子どもへの依存度も自然と下がっていきます。

さらに50代半ばは、自分自身の老後資金について本格的に考え始める時期でもあります。ライフプランを立て直し、老後の収支をキャッシュフロー表に落とし込み、可視化してみましょう。

年金や退職金を含めた資産、老後の生活費などを点検し、不足が見込まれる場合は、収入を増やす工夫や計画的な貯蓄・投資、支出の見直しが重要です。

子どもの自立は、親が「子育てという役割」を卒業する節目です。親子が適度な距離感を保ち、それぞれが自分の人生設計に目を向けて充実した時間を過ごすことが、豊かな親子関係を築く第一歩となるでしょう。

山﨑 裕佳子
FP事務所MIRAI
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CFP®

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