(※写真はイメージです/PIXTA)
自立した息子を実家に引き戻そうとする母からの「身勝手なLINE」
「子どものころは、母のことが大好きでした。でも今は、LINEの通知が表示されるだけで、モヤモヤした気分になります」
大学を卒業後、中堅メーカーで営業職として働くタクヤさん(仮名・25歳)。実家から職場までは電車で2時間ほどかかるため、職場の近くで一人暮らしをしています。毎月の手取りは約23万円で、約2万円の奨学金を返済しながら生活しており、決して金銭的にゆとりがあるわけではありません。
実家には、58歳の父親と54歳の母親、そして大学生の妹が暮らしています。最近、父親の会社の業績悪化でボーナスが大幅にカットされたうえに、実家の住宅ローンの金利が上がってしまったらしく、母親から「生活が苦しいから、少しでも助けてほしい」とお金の無心をされるようになりました。
タクヤさんは自身の生活を切り詰めながらも、何とか毎月1万5,000円を実家に仕送りすることに。ところが先日、母親から思わず耳を疑うような要求がLINEで送られてきました。
「毎月3万円でもいいから仕送りを増やして」
「それが無理なら、一人暮らしをやめて実家に戻ってきて」
「家賃浮くんだから、毎月8万円くらい家に入れられるようになるでしょ!」
タクヤさんが「いくらなんでも無茶だ」と返信すると、母親から追い打ちをかけるようにメッセージが送られてきました。
「あなたが助けてくれないなら、学費が払えずに妹が大学中退になるわよ?」
「都内で高い家賃を払うより、実家に戻ったほうがお互いのためじゃないの」
妹を盾にしてお金を引き出そうとする母親の態度に、タクヤさんは呆れ果てました。そもそも妹は、実家の家計が苦しいことを理解しており、学費は奨学金で支払い、お小遣いも親からもらわずにアルバイトでやりくりしています。妹本人は「絶対に自分の力で大学は卒業するから、お兄ちゃんは気にしないで」と話してくれました。