「貯金ゼロ」の状態からがむしゃらに走り続け、ついに「総額資産3,000万円」を達成した著者。これまでに培った節約&投資スキルを携えて、次なるステップへと進みます。本記事では、くらま(倹者の流儀)氏の著書『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方 普通の会社員が着実にお金を増やせる投資法』(KADOKAWA)より、5,000万円達成までの道のりを、著者自身の経験をもとに解説します。
【資産5,000万円への道】「高級なお菓子も味わっています」〈手取り26万円〉30歳サラリーマンが、毎月5万円の“浪費”をしても「準富裕層」に到達できたワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

資産5,000万円達成までにやったこと

ここまで培った節約と投資のスキルがあれば、次のステップである5,000万円への到達はもう時間の問題です。5,000万円貯めるまでのこの期間、僕が特に意識したのは以下の4点です。

 

①会社員という立場を手放さなかった

資産が3,000万円を超えてくれば本業を辞めることも選択肢に入りますが、会社員という立場はあえて維持しました。

 

厚生年金や社会保険料の半分を負担してもらえますし、家賃補助や食事補助、副業と両立できる勤務条件など、会社員であること自体が強力な生活基盤になっていたからです。資産が増えても、その恩恵を最大限に活用するほうが効率的だと判断しました。

 

仕事を続ける目的も複数持つようにしました。お金のためだけでなく、生活リズムの維持、社会とのつながり、健康的な生活習慣の確保といった要素を働く理由に据えたことで、資産形成と心身の安定を両立できました。

 

本業を継続したおかげで、副業分の収入にかかる社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料、介護保険料、労働保険料)が節税できました。これは、二重支払いになるので会社に属している場合は払う必要がなくなるためです。

 

②分散投資を本格スタート

資産が数千万円規模になると、株を買い続けるだけではリスクが偏りすぎてしまいます。株式だけでどれだけ分散しても市場が荒れると一斉に下落するので、株とは異なる値動きをする資産クラスを取り入れて変動を穏やかにする分散投資の考え方をより強めるようになりました。

 

経済成長の恩恵は世界経済の成長を丸ごと取りに行くeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積み立てる一方で、僕にとっての「守り」の投資である金と暗号資産への投資を本格化しました。

 

結果的には金と暗号資産がここから急上昇し、資産が増えるスピードを加速するエンジンになりました。