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手取り20万円以下の人が1,000万円貯めるには?
「手取りが20万円しかないのですが、1,000万円貯められるでしょうか」という質問を受けることがあります。
手取り20万円という額は決して貧乏ではありませんが、少ないと感じる人が多いでしょう。おそらく額面の総支給額は25万円前後、年収として300万~350万円。場合によっては200万円台かもしれません。
このぐらいの収入は都市部であれば新卒から3、4年目ぐらいの人が多いように思いますが、地方だと30代以上の正社員にもたくさんおり、意外と大きなボリュームゾーンを占めています。手取りは少なくても資産形成は十分可能ですが、こうした人たちは「やるべきこと」だけでなく「やってはいけないこと」を明確にする必要があります。
私も手取り20万円程度から1,000万円以上の資産形成を実現した人を何人か知っていますが、この水準から資産を築いた人は例外なく倹約家で、これらのNG事項から完全に距離を置いていました。
手取り20万円以下がやってはいけない4項目
①使用頻度の低いサブスクサービスの利用
ひとつも使うなというわけではありませんが、利用するなら十分な吟味が必要です。なにしろ今は、映画、音楽、コミックからクリエイティブ系ツールまで、サブスク全盛の時代で、利用していると生きているだけで固定支出が積み上がります。フル活用しているならいいのですが、実はあまり使っていないというケースも多く、これでは食べ放題の店でひと口食べて帰るようなもので、簡単に事業者の養分になってしまいます。
加入中のサブスクは3か月ごとに利用状況をチェックし、使用頻度が低いものは解約しましょう。動画系は観たい作品があるときだけスポットで加入すれば十分です。
②ローンを組む
ローンは借金であり、未来の資金を拘束する行為です。将来の自分を苦しめて、今の欲求を満たす行為だと考えてください。社会人になると車や時計、スーツ、住宅など、ローンを組む理由がいくらでも湧いてくるので、僕は買わない理由を先に作ることにしました。
車は公共交通が整った地域なら不要だし、スーツは消耗品なので高級である必要はありません。時計も実用優先で十分。住宅もあえて所有する必要性はありません。
いずれに対しても欲しい気持ちを否定する必要はありませんが、買うならある程度お金が貯まってからです。
③依存性の高い消費
酒・たばこ・ギャンブル・夜の店、僕はこれらを「貧乏四種の神器」と呼んで距離を置いています。本気で貯めたいなら、これらには一銭たりともお金を落とすべきではありません。健康リスクと依存リスクが重く、収入が多くない人にとっては凶悪です。
僕自身、ここにお金を流していた時期は全く貯まりませんでしたが、距離を置いた途端、資産形成が加速しました。たしなむ程度で収められないなら、すべて断ち切ってしまいましょう。
④過剰な保険加入
日本はなんでも保険で備えようとする文化が強く、生命・医療・がん・介護、学資、年金、就業不能・個人年金・スマホ・ペット保険までさまざまな保険があります。僕に言わせれば、入らなければならない保険は、火災保険と自動車保険と生命保険だけです。
そもそもすべてのリスクに備えるのは不可能だし、保険を使うのは「起きたら大変なことになってしまうリスク」に対してだけに限るべきです。学資や老後資金、医療など時間である程度平準化できるリスクは、積み立てや貯蓄のほうが柔軟に対応できます。
特に、私たちが有無をいわさず加入させられている公的な健康保険は世界最強レベルに手厚いので、そこに医療保険を上乗せするのは核シェルターに逃げ込んで防弾チョッキを着るようなもので過剰な備えだというのが僕の考えです。
なんでも保険に頼るのではなく貯金を厚くすることで備えれば、リスクが起こらなかったときにそのお金を別の用途に使えます。
くらま(倹者の流儀)
会社員/節約系YouTuber