退職金運用で絶対に避けるべき落とし穴

遠藤さんの事例から学べる教訓は以下の通りです。

退職金は老後の生活基盤:一攫千金を狙う投機の対象ではない
妻への相談は必須:家族の将来に関わる重要な決断は必ず共有する
友人や知人の投資話に要注意:失敗は忘れ成功を美化しがち。話半分で聞くべし
高レバレッジ投資は危険:FXや信用取引は退職金では絶対に避ける
仮想通貨への過度な期待は禁物:リスクの高さを理解していない人は手を出すべきではない
「確実に儲かる」話は存在しない:甘い話には必ず裏があると疑う
失敗した場合の対処法:追加投資ではなく、生活コストの見直しや収入確保を優先
残った資産の保全:リスク投資から完全に手を引き、元本保証商品で運用

退職金2,000万円という大金を「減らしたくない」「もっと増やしたい」という気持ちは理解できます。しかし、それは老後の生活を支える大切な資金であり、ギャンブルの元手ではありません。

老後は労働収入を得る機会が限られるため、高リスク商品への投資には特に慎重な姿勢が求められます。とりわけ、これまで投資経験のない人が退職金のような大金を手にした場合、投資そのものを見送る判断も賢明な選択肢です。投資には知識と経験の蓄積が不可欠であり、一獲千金を狙うことはあまりにもリスクが大きいのです。

遠藤さんのような悲劇を繰り返さないために、退職金運用には慎重かつ現実的なアプローチが必要なのです。

ファイナンシャルプランナー
青山創星