子どもに負担をかけたくない…「墓じまい」とセットで考える、後悔しない〈永代供養〉〈納骨堂〉の選び方。いつかはみんなと一緒のお墓へ移るタイミングと注意点

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株式会社WataSelica
子どもに負担をかけたくない…「墓じまい」とセットで考える、後悔しない〈永代供養〉〈納骨堂〉の選び方。いつかはみんなと一緒のお墓へ移るタイミングと注意点
(※写真はイメージです/PIXTA)

墓じまいを検討する際、避けて通れないのが「その後の遺骨をどうするか」という問題です。「お墓を継ぐ人がいない」「子どもに管理の負担を残したくない」といった現代の悩みに寄り添う選択肢として、近年特に注目を集めているのが「永代供養墓」と「新たな形の納骨堂」です。本稿では、株式会社WataSelica代表取締役・赤羽真聡氏が、これら2つの供養方法の仕組みや費用相場、後悔しないための選び方を詳しく解説します。管理や費用の不安を解消し、納得のいく終活を進めるための参考にしてください。

「永代供養」とは?…供養や管理を“プロ”に託す安心感

永代供養とは、家族に代わって寺院が永代にわたり供養を行う仕組みを指します。お墓の承継者が不要になるため、子どもがいない方や独身の方でも安心して利用できるのが最大の特徴です。

 

永代供養が受けられるお墓は「永代供養墓」や「合同墓」と呼ばれます。施設のタイプや契約形態により個別に安置される期間は異なりますが、最終的には合祀([ごうし]他人の遺骨と合わせて供養)される場合がほとんどです。同様のタイプで自治体や民営管理のお墓は「合祀(合葬)墓」などと呼ばれます。

 

お墓の承継者が不要になることや、お墓を持たないことで管理費などが必要なくなり、子どもの負担が減ることから永代供養つきのお墓が選ばれることが多いです。また、家族が管理しなくても、寺院や霊園が供養を続けてくれることによる安心感から託す人もいます。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

永代供養墓にかかる費用相場

永代供養墓の費用は、供養方法や立地によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下のとおりです。

 

[図表1]永代供養墓にかかる費用相場

 

多くの場合、この費用には永代供養料・納骨料・管理費が含まれており、あとから追加費用が発生しにくい点がメリットです。ただし、以下の3点は事前に確認しておきましょう。

 

●個別供養期間は何年か


●年忌法要や読経は別料金か


●合祀後の遺骨の扱い

 

費用の安さだけで選ばず、「どこまで供養してもらえるのか」をしっかり把握することが重要です。
 

「納骨堂」とは?…利便性に優れた“都市型の供養空間”の新たな選択肢も

納骨堂は、建物内に遺骨を安置する施設です。近年は都市部を中心に急速に増えています。天候に左右されずお参りができ、駅から近い立地も多いため、高齢者や遠方在住の家族にも利用しやすい点が魅力です。

 

納骨堂の主な3タイプ

①ロッカー型

ロッカーのように並んだスペースに位牌や骨壺を収納するタイプ。比較的リーズナブルですが、納骨できる数に制限があります。

 

②仏壇型

上部が仏壇になっており、下部に納骨スペースを備えているタイプ。従来のお墓のように、家族代々で利用できることも多いです。

 

③自動搬送型

参拝スペースに遺骨が自動で運ばれてくるタイプ。お参りスペースは共有のため、お供え物を置いてくることはできません。

 

タイプによって費用や利用年数、供養方法が異なるため、事前の比較が欠かせません。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

納骨堂の費用相場と内訳

納骨堂の費用は、永代供養墓と比較すると、やや高めになる傾向があります。

 

[図表2]納骨堂の費用相場

 

年間管理費が別途必要な施設もあるため、注意してください。また、「契約年数終了後に合祀されるか」「更新費用が必要か」といった点も必ず確認しましょう。

 

墓じまいと同時に検討するメリット

墓じまいと新しい供養先(永代供養墓・納骨堂)を同時に契約することで、以下のようなメリットがあります。

 

●墓じまいと納骨をセットで進めてもらえるので、準備や相談の手間が省ける

 

●家族の意思決定が一度で済む

 

あらかじめ準備しておくことで、精神的・経済的な負担を軽減できます。

永代供養墓・納骨堂を選ぶ際の注意点

「安いから」「手間がないから」「近いから」といった理由だけで判断すると、後悔につながることもあります。以下のポイントは必ず確認しましょう。

 

①参拝のしやすさ:宗旨宗派の制限や、お供え物の制限などがないか。

 

②立地とアクセス:いまだけでなく、将来家族が通いやすいか。

 

③将来的な合祀の有無:「最終的に合祀されても構わないか」を家族全員で再確認する。合祀後は遺骨を個別に取り出せない場合がほとんど

 

 

費用と「気持ち」のバランスを大切に

墓じまい後のご先祖の供養先選びにおいて、費用は重要な判断材料ですが、それ以上に家族が納得し、その先ずっと安心して供養を任せることができるか、という視点は欠かせません。

 

「子どもに迷惑をかけたくない」という思いと、「先祖の供養を安心して委ねられるか」という気持ち、その両立を可能にするのが、永代供養墓・納骨堂という新たな選択肢なのです。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

まとめ…「後世に負担を残さない供養」という考え方

墓じまいの先にある選択として、永代供養墓と納骨堂は、現代のライフスタイルに合致した非常に現実的な解決策です。

 

●承継者が不要

 

●管理費の不安が少ない

 

●費用の見通しが立てやすい

 

これらはすべて、後世に負担を残さない終活につながります。生前のうちに情報を集め、実際に見学することで、後悔のない選択への第一歩を踏み出しましょう。

 

次回は、近年注目される「樹木葬」について、費用や選ぶ際の注意点を詳しく解説します。