“会社員なら利用可能な制度”をフル活用した場合、実は4,000万円以上も得をすることができます。そのためには「選択」の積み重ねが特に重要。一つの選択が原因で4,000万円をもらいそびれるかもしれません。まずは「お金の選択」とはどのような事柄の決定を指すのかみていきましょう。本記事は、松本千賀子氏の著書『会社員が知らないともらいそびれる4,000万円の話』(ロギカ書房)より、会社員としてお金を増やす考え方について解説します。
会社員なら知っておきたい、定年時に〈4,000万円〉もの差がつく「お金の選択」とは?“会社の制度”をフル活用して資産を築く方法 (※画像はイメージです/PIXTA)

企業型確定拠出年金を導入している会社を「選択」

会社の「企業型確定拠出年金」制度には、次のような形態があります。

 

●給与上乗せ制度

●選択制

●給与上乗せと選択制のセットタイプ

●マッチング

 

これら4つのタイプのどれを選択するかは会社が決めます。どのタイプの企業型確定拠出年金を会社が「選択」するかによって、従業員のお金は大きく影響を受けることになります。

 

「企業型確定拠出年金」とは会社の退職年金制度の1つです。会社員のメリットの1つに「退職金制度」があることは既に説明しました。退職金制度には様々な種類がありますので、ご自分の会社の退職金制度はどうようなものか確認してください。

 

会社に退職金制度がない方は、自分で退職金制度を準備する方法を解説します。将来自分がもらえるであろう会社の退職金制度を知らないという会社員がいますが、それは自分の給与を知らないのと一緒です。自分の入っている生命保険がいくら出るのかを知らないのと変わりません。あなたの大切な資産なので、しっかり調べてください。

 

また、就職、転職で会社を選ぶ基準の1つとして「退職金制度」を確認してください。迷ったときは「ハイブリッド年金」(企業型確定拠出年金の選択制)を採用している会社を「選択」すべきです。この選択により、あなたの人生で獲得するお金は大きく差がつきます。

 

そう、それが4,000万円の差になるのです。

 

 

松本 千賀子

ファイナンシャルプランナー
特定社会保険労務士

白島社勞士事務所