2025年から2026年の年越し、どのように過ごしましたか? 「テレビを観ながらカウントダウン」 「お酒に酔って気づくと年が明けていた……」「初詣。良い一年になりますようにと手を合わせながら」。それぞれが大切な人と素敵な年越しを過ごしたことでしょう。では「老人ホーム」に入居している人たちは、どんな年越しをしたのか、介護施設での勤務経験がある武田拓也FPが、80歳男性の事例を紹介します。
(※写真はイメージです/PIXTA)
老人ホームなんて入るんじゃなかった…年金19万円・80歳男性「正月旅行に行こう」と約束した息子家族は「熱海温泉」へ。使わなかった“お年玉のポチ袋”を握りしめた夜
老人ホームへの入居を後悔する人の特徴
入居者の「こころのケア」は、施設運営においても大きな課題のひとつです。スタッフは日々のケアに細心の注意を払っているものの、家族と会う機会が少ない高齢者ほど孤独感を抱きやすいという報告もあります。
佐藤さんのように、家族との時間に期待と失望を繰り返した結果、老人ホームに入居したことを後悔する高齢者も少なくありません。
望まれる「心のケア」と関わり
老人ホームは、介護が必要になった高齢者に対し生活の安全と安心を提供する重要な場です。しかし、「安心した老後」を送るためには、物理的なケアだけでなく、それまであった家族との心のつながりをどう保つかという視点も重要になってきます。
支える家族としては、本人が「家族に忘れられてしまった」と感じることのないよう、日々の生活のなかに自然と「家族とのつながり」を感じる仕組みや意識が求められます。
老人ホームで暮らす高齢者にとって、家族と過ごす時間がなによりも豊かで大切なひとときなのです。
武田 拓也
株式会社FAMORE
代表取締役