日頃から倹約堅実な年金生活を送っていても、ついつい孫にはお小遣いを与えたくなってしまう……。本記事では、保坂隆氏の著書『楽しく賢くムダ知らず 「ひとり老後」のお金の知恵袋』(明日香出版社)より、一部を抜粋・編集し、年金生活を送るおじいちゃん・おばあちゃんのための、孫との「適切な関わり方」を解説します。
(※画像はイメージです/PIXTA)
「おばあちゃん大好き!」年金生活でも渡してしまう孫へのお小遣い…“財布扱い”されないための「愛ある断り方」
自分のために「孫のおねだり」を断る勇気
では、そうした思い違いをさせないためにはどうしたらいいのでしょうか。「おばあちゃん(おじいちゃん)は年金という国から出るお金だけで暮らしているので、それほど生活に余裕があるわけじゃないんだよ。だから、一年に一度くらいしかお小遣いはあげられないからね」と、包み隠さず孫に伝えることです。
ほとんどのシニアは、「そんなことを言ったら孫に嫌われてしまう」「二度と遊びに来てくれなくなる」という不安から、なかなか本音を言えないようです。
しかし、それでは孫との関係が愛情ではなく、単なるお金のつながりになってしまうでしょう。
言うまでもありませんが、孫へお小遣いをあげるために食事を抜くとか、お金を借りるというのは、もってのほかです。
孫のおねだりを拒絶するのはつらいものがあるかもしれませんが、そうすることが孫のため、孫への愛情だと理解してください。
保坂 隆
保坂サイコオンコロジー・クリニック院長