輸入車は、デザインや走り、機能、剛性など、どれをとっても国産車と異なる規格や個性を持ちます。輸入車ならではの魅力に一度ハマると、あなたもその虜になってしまうかも……。さらに、以前は「外車=リセール悪い」というイメージがあったものの、現在では“車種に気をつければ”そこまで恐れることもないようです。そこで今回、月に1回ペースでクルマを購入し、現在20台以上のクルマを所有しているワンソクTube氏の著書『損しない「クルマの買い方」大全』(KADOKAWA)より、筆者が特にすすめる輸入車7選をみていきましょう。
(※写真はイメージです/PIXTA)
ベンツにBMW、ランドローバー…いま「輸入車」がアツい!? リセールも期待できるオススメの輸入車7選【月1ペースでクルマを購入するYouTuberが厳選】
ランドローバー レンジローバースポーツ
そしてもう1台、ランドローバーのクルマでオススメしたいのがレンジローバースポーツですね。このクルマは、私が「人生アガリのクルマ」と夢見ていた1台でした。「Less is more」という引き算の美学の究極形とも言えるエクステリアデザインは、凹凸を極力排した面構成となっていて、シンプルなのに密度感はしっかりあるという絶妙な造形となっています。
内装においても、デザインと質感を両立しており、どうして国産車ではこうした表現ができないのだろうと考えさせられるものがあります。13.7インチという最大級のメーターディスプレイや、13.1インチの曲面フローティングガラスのナビディスプレイ、前後席シートベンチレーションまで採用して、文句の付けどころがありません。
これを手に入れることが人生の目標だったとも思えるほどの質感です。その満足度はディフェンダーX以上。
運転支援においても、ディフェンダーでは付いていなかったレーンキープアシストも完備されていて、大きな不満はありません。
ディフェンダーはオフロード志向が強いですが、レンジローバースポーツはオンロードでも快適に速く、さらにオフロードでも同等の性能を有しています。最大渡河深度はこちらも90cmを確保。「砂漠のロールスロイス」と呼ばれたレンジローバーの弟分だけに、オンロードでもオフロードでも高い走行性能を有しています。
リセールはディフェンダーほど良くないものの、他メーカーの高級SUVよりは良いほうだと思います。レンジローバースポーツではガソリンでもディーゼルでもどちらもオススメですが、グレードとしては装備が充実している「HSE」以上のグレードをオススメしたいです。