輸入車は、デザインや走り、機能、剛性など、どれをとっても国産車と異なる規格や個性を持ちます。輸入車ならではの魅力に一度ハマると、あなたもその虜になってしまうかも……。さらに、以前は「外車=リセール悪い」というイメージがあったものの、現在では“車種に気をつければ”そこまで恐れることもないようです。そこで今回、月に1回ペースでクルマを購入し、現在20台以上のクルマを所有しているワンソクTube氏の著書『損しない「クルマの買い方」大全』(KADOKAWA)より、筆者が特にすすめる輸入車7選をみていきましょう。
ベンツにBMW、ランドローバー…いま「輸入車」がアツい!? リセールも期待できるオススメの輸入車7選【月1ペースでクルマを購入するYouTuberが厳選】
輸入車はリセールが期待できない?
最後に輸入車というカテゴリーでまとめさせていただきますが、リセールを考えると国産車ほどのリセールは期待できません。フェラーリなどのスーパーカーでは話は別ですが、そうしたクルマは一見客が買えるものでもないので、今回は対象外とさせていただきます。
リセールとナビの性能を考えなければ、輸入車では良いクルマもたくさんあります。コンパクトカーではフランス車が特に面白く、プジョー208やルノールーテシアなどは内外装の質感も走りも、国産コンパクトカー以上のものになっています。
ルーテシアの「e‐TECH HYBRID」は、輸入車では珍しいストロングハイブリッドとなっており、F1由来のドッグクラッチを採用したトランスミッションなど、とても凝った作りのパワートレインとなっていますが、走りの質も燃費もすごく良いのでオススメですね。
ルーテシア以降のルノー車では、ついに電動パワーステアリングとブレーキホールドも採用されたので、国産車から乗り換えてもそこまで不自由はしないと思います。
一方で、ステランティスグループのプジョー、シトロエン、DSなどのフランス車では、電動パーキングブレーキはあるものの、ブレーキホールドがないのが残念。頑なに採用されないんですよね……。
そこさえ目を瞑れば、内外装もオシャレだし、走りも痛快だし、インフォテインメントも素晴らしいし、オススメのクルマも多いです。先に挙げたプジョー208、フルモデルチェンジした308や408、DS4など個性的なクルマがたくさんあります。
輸入車の中では珍しくリセールも良いクルマとして挙げられるのがJEEPのラングラーです。軍用車をルーツに持ち、いかにもタフな外装は街中でも目立っていますよね。ランドクルーザーなどと同様にファンも多く、リセールも安定していますが、ナビや運転支援、安全装備などはライバルに対して一歩遅れている部分もあるので、そこは求めない方が買われるといいと思います。
さて、それでは輸入車の中でも特に私が推したいクルマを挙げさせていただきます。