ランドローバー ディフェンダー

ランドローバーのディフェンダーも私が3回買っているクルマです。

このクルマの魅力はとにかくデザインが良いということです。コンセプトカーがそのまま発売されたようなタフでキュートなデザインは、世界中の多くの地域でベストセラーとなりました。

ディフェンダーには3ドアの「90」、5ドアの「110」、ロングボディの「130」があります。

パワートレインも豊富に用意されており、2.0Lガソリンターボ、3.0L直列6気筒ディーゼル+マイルドハイブリッド、5.0LガソリンV8ターボ、4.4LガソリンV8+マイルドハイブリッドなどなどたくさんありますが、どのパワートレインでも走りの上質さと楽しさがあります。

ランドローバーの直列6気筒ディーゼル+マイルドハイブリッドも素晴らしく、こちらもディーゼルとはまったくわからないほど音も振動も抑えられていて、私も度肝を抜かれました。今までランドローバーに乗ったことのない人はぜひ試乗してもらいたいです。

先代までのラダーフレーム構造から、アルミモノコックという乗用車的な構造に変わったものの、ボディ剛性は先代の3倍になっているとのこと。悪路走破性においても、ライバルに負けない性能となっており、特に最大渡河深度は90cmにも及びます(ランドクルーザー300では70cm)。

欠点としては運転支援系が遅れており、レーンキープアシストがないことや、近接センサーはありますが、駐車時の静止物に対する緊急ブレーキはありません。このあたりは国産車のほうが優れている点です。

オススメグレードとしては、ボディタイプは一番汎用性がある「110」が無難で、パワートレインが3.0L直列6気筒ディーゼル+マイルドハイブリッドの「ディフェンダーX」を推したいです。価格もだいぶ値上がりして高いですが、ディフェンダーXであればリセールも比較的安定しているのでオススメですね。

一方、2.0Lガソリンモデルはリセールが悪化傾向にあるのであまりオススメはできません。