投資と聞くと「相場の動きを常にチェックしなければならない」といったイメージから、「忙しいし、今はいいかな…」と後回しにしている方もいるのではないでしょうか。そんな方に知ってほしいのが「ほったらかし投資」です。証券会社でマーケットアナリストや先物ディーラーを経験した金融・投資ライターの山下耕太郎さんが「ほったらかし投資」の魅力と具体的な実践方法を解説します。※本記事は、株式会社セゾンファンデックスが運営する『セゾンのくらし大研究』からの転載です。
“待てば海路の日和あり”…気づいたら資産が増えている?「ほったらかし投資」のススメ【投資のプロが解説】 (※画像はイメージです/PIXTA)

ほったらかし投資は「時間の魔法」

(※画像はイメージです/PIXTA)
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アインシュタインは「複利は人類最大の発明である」と言ったとされますが、ほったらかし投資の長期投資によって得られる複利効果は、まさに「時間の魔法」といえるでしょう。

 

たとえば、月3万円を年利5%で30年間積み立てた場合、元本1,080万円に対して運用収益が1,417万円となり、最終的には2,497万円になります。この差額が複利の力によって生み出された“時間からのプレゼント”なのです

 

※ 金融庁「つみたてシミュレーター

 

忙しい現代人だからこそ、時間という味方を最大限に活用できるほったらかし投資は、効率的な資産形成の強力な武器になります。

 

将来の自分へのプレゼントとして、今日から「ほったらかし投資」を始めてみてはいかがでしょうか。

 

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。