日本の地方自治体を支援するための寄付制度である「ふるさと納税」。楽しみなのはやっぱり返礼品。寄付先の自治体から地域の特産品や名産品の数々をゲットできて、しかも地域貢献までできると一石二鳥。今回は総務省がまとめた「2023年度の市区町村外からの寄付件数」に基づいて「鹿児島県」のふるさと納税ランキングを発表。寄付件数の多い順にベスト10を発表します。
黒豚、焼酎、さつま揚げ…美食が誘う「鹿児島県」
九州南端に位置する鹿児島県。鹿児島湾に面する温暖な亜熱帯気候で、鹿児島市の対岸に望む県のシンボル「桜島」は、世界的に有名な活火山。100以上もの温泉地を有する全国屈指の“温泉王国”としても有名で、源泉数はのべ2,700カ所以上に上ります。県を代表するブランド肉「かごしま黒豚」は、畜産(肉用牛、豚、ブロイラー)の飼養頭数日本一を誇る鹿児島の特産品。ほかにも、地元のさつま芋を使用した「芋焼酎」や、あっさりとした豚骨ベースが特徴の「鹿児島ラーメン」をはじめ、「さつま揚げ」や「鶏めし」など、全国的に有名な名産品やご当地グルメが盛りだくさん。南西部には、日本初の世界自然遺産「屋久島」や“天国に一番近い島”「奄美大島」をはじめとした離島が多数点在。島ごとに独自の自然や文化を有します。
そんな鹿児島県のふるさと納税寄付件数ランキングを、第3位から紹介します。
第3位 鹿児島県大崎町(寄付件数:268,536件)
県東南部に位置する大崎町は、海の幸、陸の幸がそろう「食材の宝庫」。大隅半島の温暖な気候と良質な地下水は、うなぎ・完熟マンゴー・黒豚・パッションフルーツをはじめ、多種多様な特産品を育みます。国指定史跡「横瀬古墳」は、古墳時代中期(およそ1550年前)当時の形をそのままに保存した、全長約140mの大型前方後円墳。志布志湾岸沿いに約数百万本のクロマツが広がる「くにの松原」は、「白砂青松百選」や「県森林浴の森70選」にも選定された日本最大級の松原として有名です。絶滅危惧種であるウミガメやコアジサシの産卵地として知られる遠浅の海岸「大崎海岸」では、潮干狩りや投げ釣りなどのレジャーも楽しめます。
そんな大崎町のふるさと納税人気返礼品は、「国産うなぎ長蒲焼2尾 330g以上」。養殖から加工まで、うなぎ養殖日本一の町・大崎町にて仕上げた国産うなぎ長蒲焼。天然地下水で養殖された大きめのうなぎは、焼く前に蒸すことでさらにふっくらとした食感に。特製無着色たれに漬け、しっかりと4度焼き上げた厳選うなぎは、食欲をそそるカリッとした香ばしさと、ふっくらとろとろの深い味わいに仕上がります。1尾ずつ急速冷凍した真空パック入っているので、臭みの無い厳選された特上うなぎを、鮮度とおいしさそのままに自宅で楽しめる逸品です。
