ゲストリストや席次表を簡単作成
IT企業のエスキュービズムは、有料のブライダルDXツール「ブライズノート」を提供中。同ツールは、クラウドベースのコミュニケーションシステムで、カップル・ウェディングプランナー・提携事業者の3者間のやり取りを、スムーズに行うことができるサービスです。
ゲストリストや席次表、見積書、請求書など、多くの書類を一元管理できるので、カップルの結婚準備の負担軽減はもちろん、ウェディングプランナーの業務改善にもつながります。
また、同社は、結婚式におけるゲストリストや席次表の作成、引出物集計リストなどを共有できる新ツール「ブライズシート」を、2025年1月から無料で提供予定。
カップルとウェディングプランナーをつなぐシステムで、煩雑なリスト作成や集計作業をサポートしてくれるほか、テーブルプランの設計や主催者のプロフィール表の作成機能も搭載されます。ブライズノートとの併用も可能なため、結婚式準備において、さらなる効率化が期待できそうです。
生成AIが約15秒でスピーチ原稿を作成してくれる「結婚式スピーチ生成AI」
結婚式スピーチ生成AI(提供:ユーザーローカル)
結婚式でスピーチを任されたゲストは、どういった内容を話すかを考えたり、不適切な表現がないように配慮する必要があったりと、何かと負担が大きいもの。IT企業のユーザーローカルは、結婚式のスピーチ原稿を自動で作成する「結婚式スピーチ生成AI」を、2024年8月より提供スタート。生成AIの大規模言語モデル(LLM)が、ゲストの代わりに約2~3分ほどの文量のスピーチ原稿を執筆してくれる新たなサービスです。
同サービスは、フォーム上で、カップルや自分の名前を入力し、次に、友人や先輩、上司などの関係性をボタン選択し、相手と知り合ったきっかけや思い出エピソード、印象を箇条書きすると、約10~20秒でスピーチ原稿を代筆してくれます。相手とのエピソードや印象を生成AIが分析し、スピーチ内容に盛り込んでくれるほか、不適切な表現を避けてくれるため、スピーチを任されたゲストの負担軽減につながります。
ログインも不要で、誰でもすぐに無料で利用できる結婚式スピーチ生成AI。祝辞のテンプレートに沿って、あいさつ、自己紹介、エピソードトーク、はなむけの言葉などを作成してくれるので、ゲストは生成された草案をもとに、自分の言葉でブラッシュアップするだけ。オリジナリティやユーモアを交えると、より一層心がこもった温かいスピーチが届けられそうです。