結婚式は、人生の中の大きなライフイベント。親や親族、友人、職場の上司や同僚など、これまでお世話になった人を招き、感謝の気持ちを伝える大切な場でもあります。一方で、結婚式には、まだまだしきたりや慣習が多く、招待状や席次表、引出物などの準備が大変そうだと感じる方もいるのではないでしょうか。多くの準備が必要な結婚式ですが、最近ではブライダル業界でもDXが進んでいます。コロナ禍において、インターネットで配信するオンライン結婚式が登場して以降、WEB招待状やご祝儀のオンライン決済など、新たなカタチが生まれています。そこで今回は、最新テクノロジーを活用したウェディング×テックのサービス例をご紹介します。
WEB招待状、ご祝儀オンライン決済、スピーチ原稿もAIで!カップルやゲストを支える「ウェディング×テック」 結婚式イメージ(提供:テイクアンドギヴ・ニーズ)

 ※本稿は、テック系メディアサイト『iX+(イクタス)』からの転載記事です。

オンライン招待状で負担軽減、ご祝儀や会費もオンライン決済

WEB招待状イメージ(提供:リクルート)
WEB招待状イメージ(提供:リクルート)

 

リクルートの結婚情報サービス「ゼクシィ」は、WEB招待状、ゲスト情報管理、オンラインご祝儀・会費受付の3つの機能を備えたサービス「ゼクシィオンライン招待状」を、2023年6月に提供スタート。結婚式準備の中で、特に細かく手間のかかる招待状の作成に焦点を当てたサービスです。

 

WEB招待状は、スマートフォンで手軽に作成・送信できる招待状。カップルは、住所録の作成や宛名書き、郵送などの負担がなく、ゲストもスマートフォンで出欠回答をするだけなのでとても便利です。

 

また、デザインは約40種類あり、すべて無料で利用可能。メールやSNSを通じて、手軽に招待状を送ることができます。親族や上司といった年配者に紙の招待状を郵送したい場合は、送り分けも可能です。

 

ゲスト情報管理は、ゲストからの出欠回答後に、自動でゲストリストを作成する機能。カップルと式場が、出欠管理をリアルタイムで共有できるため、面倒なやり取りが不要になります。

 

また、同年11月には、写真共有機能を追加。プロフィールムービー制作などで、思い出の写真などが必要であれば、出欠回答の際にゲストから写真を送ってもらうことができます。

 

オンラインご祝儀決済(提供:リクルート)
オンラインご祝儀決済(提供:リクルート)

 

オンラインご祝儀・会費受付は、サービス利用の有無をカップルが選択できます。利用した場合、ゲストはオンラインで送るか、当日手渡しをするか、自分で選択することが可能。

 

ゲストにとって、ご祝儀袋や新札を用意する手間が省けるほか、当日受付での大金管理も不要になります。オンライン決済されたご祝儀や会費は、結婚式費用の一部として式場に入金されるため、清算作業もスムーズです。

 

なお、式場が同サービスを導入していれば、WEB招待状とゲスト情報管理は無料で利用可能。オンラインご祝儀・会費受付を利用する場合は、システム利用料として決済総額の3%をカップルが負担します。

 

招待状の作成から出欠管理、ご祝儀・会費管理まで、ワンストップで利用できるゼクシィオンライン招待状は、結婚式準備の負担を大幅に軽減できそうです。