年末年始は実家に帰省したり、離れたところに住んでいる家族に会ったりと家族団らんのひとときを過ごす人も多いのではないでしょうか。一方で、家族と離れて暮らしていると、毎日元気で過ごしているか気になるもの……。特に、高齢の家族がいると、万が一何かあったときにすぐに気づけるサービスがあると安心です。そんな人におすすめしたいのが、「見守り家電」。冷蔵庫やテレビ、エアコン、電球など、日常的に使う家電を使って、離れて暮らす家族を見守ることができるサービスが続々登場しています。そこで今回は、気軽に安否確認ができる見守り家電をご紹介します。
家族が遠方に住んでいても安心…手軽に安否確認できる「見守り家電」テック (※写真はイメージです/PIXTA)

使用履歴を1日3回通知する電気ポット、おでかけボタンや空だき通知も

 

象印マホービンは、電気ポットを使った安否確認サービス「みまもりほっとライン」を展開しています。離れて暮らす家族が通信機能を持った「iポット」を使用すると、IoTプラットフォームに情報を蓄積。あらかじめ指定された時刻に、使用履歴がメールで届く仕組みです。Wi-Fi接続も不要なため、手軽に利用できます。

 

「みまもりほっとライン」(提供:象印マホービン)
「みまもりほっとライン」(提供:象印マホービン)

 

1日3回届く「情報通知サービス」には、使用状況のほか、給湯や電源投入などの情報も含むため、離れて暮らす家族の様子をそっと見守ることができます。さらに、最新情報を知りたいときに便利な「メールリクエストサービス」、過去の使用状況をグラフ化することで生活リズムを把握できる「ホームページサービス」も利用可能です。

 

サービス開始から20年以上の実績があるみまもりほっとライン。おでかけボタンを押すだけで外出・帰宅を知らせてくれる機能も。さらに、2023年5月にはフルリニューアルを行い、初のクラウド化を実施。空だきや未操作時間の通知が、新たに追加されました。操作ミスが続いたり、長時間未使用だったりすると、認知症の兆しを察知できるなど、さまざまな活用ができそうです。