世界初のIoT電球、電気を点けるだけで安否確認や防犯対策が可能に
スタートアップのハローテクノロジーズが開発した「HelloLight(ハローライト)」は、LEDとSIMが一体化した世界初のIoT電球。LPWA(LowPowerWideArea)に対応しているため、Wi-Fiは不要。電球を交換するだけで利用可能です。電気を点けるだけで、クラウドに通知し、離れた家族に点灯状況を知らせてくれます。
点灯検知のほか、一日の間に点灯や消灯の動きがないと、通知が届く期間通知も。リビングやトイレに設置するだけで、離れて暮らす家族の安否確認ができます。また、市販の人感センサーソケットを併用すれば、侵入を検知して自動点灯し、防犯にも効果的。現在までに約4万個の販売実績があり、手軽な見守り家電として注目を浴びています。
点灯しっぱなし、点灯しないなどの情報から、相手の状況を想像することができるHelloLight。ヤマト運輸の「クロネコ見守りサービスハローライト訪問プラン」でも活用されており、ヤマト運輸のスタッフが電球の取り付けを代行。点灯・消灯が24時間検出されなければ、家族の依頼に応じて自宅を訪問してくれるサービスも展開しています。
また、2024年9月には、電球の点灯を知らせる専用アプリHelloAppをリリース。従来はメールによる通知でしたが、電球の点灯を音とプッシュ通知で教えてくれるので、ますます便利に活用できそうです。